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#デスゲーム
Mr.J
154
しょうまる
観測者l!!@人狼ゲーム中
98
富弥は葉月を鋭く睨みつけながら、低い声で吐き捨てた。「ハルキの前は……ケツやオタクだとか、気持ち悪いとか言って、源喜たちにいじめさせてたんだろ? それなのに、何事もなかったかのように優しい顔して……お前、それで源喜はどう思ってたと思う?」
その言葉に、教室全体が凍りつく。葉月は顔を真っ青にして立ち尽くしたままだった。
「お前の嘘っぱちが招いた結果だ……!」
富弥は怒りに身を震わせながらナイフを握り締めると、葉月に向かって猛然と駆け出した。その瞬間、源喜が葉月の前に立ちはだかる。
「源喜!」
葉月が叫ぶ間もなく、富弥のナイフが源喜の腹部に深々と突き刺さる。
「権野くん……」
葉月はその場に膝をつき、震えながら涙を流す。しかし、源喜は口から血を吐きながらもかすれた声で言った。
「ちくしょう……バカめ、お前は……何も考えなかったのか……」
「え……?」
葉月が言葉の意味を呑み込めないでいる中、富弥の表情が急に歪む。
「……っ!? なんだ、これ……?」
富弥は自分の腹に手を当てた。そこには、逆に自分の心臓近くへ突き刺さったナイフが深々とめり込んでいる。源喜が刺された直後、反射的に握り直したナイフが誤って自分に突き刺さったのだ。
「うあああああああああ!!!」
富弥はその場に崩れ落ち、目を見開いたまま息絶えた。教室は一瞬、静寂に包まれる。
源喜はその場にうずくまり、息も絶え絶えに葉月を見上げる。
「源喜くん!」
葉月は必死で源喜に駆け寄り、泣き叫ぶ。
「源喜くんっ!!! ……お願い、死なないで……!!」
しかし、源喜はわずかに笑みを浮かべた。
「……俺がどう思ってたか……? 華子が言った通りだ……ただ……お前を見てると……なんか守りたくなるんだよ……。バカだけど……お前は……」
源喜の声は次第に途切れていき、葉月の悲痛な泣き声が教室中に響く。
その様子を遠巻きに見ていた華子が、呆れたようにため息をついた。
「……なんでそこまでして源喜が葉月を守るのかしら。恋人ってわけでもないし……何なんだろうねぇ。ま、葉月さん。自分の盾、なくなっちゃったね。……あ、まだハルキがいるか」
そう言うと、華子は木刀を握り直し、ゆっくりと葉月の方に歩み寄った。
「……華子さん、やめろ!」
ハルキが葉月をかばうように前に出るが、葉月は涙に濡れた目でハルキに助けを求めるように見上げる。
「ハルキくん……お願い……助けて……」
その瞬間、教室全体にまたあのアラーム音が響き渡った。耳をつんざくような不気味な音が、緊迫した空間をさらに支配する。
コメント
1件
ああ、もう……この展開、胸が痛すぎます……! 富弥の怒りも、まさかあ♡♡♡なんて。源喜くん、最後まで葉月さんを守ろうとしたんですね。「守りたくなるんだよ」って台詞、不器用だけどあのキャラだからこそ響きました。華子さんの冷めた視線も怖い……アラームのラスト、続きが気になって仕方ないです。麻木香豆さん、今回は特に心揺さぶられました……!