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私は自分の部屋…
まぁ先輩が貸してくれた部屋だけど。
そこで私は佐々木さんから預かった
2枚の絵を机に広げた。
1枚は瞳をドアップで書いた絵で、
もう片方は真っ白だった。
なんで何も書いてないんだろう…。
もしかして案が浮かばなかったとか…?
でも私が描いちゃっていいのかな?
そんなことを考えてるといくつもの案が
頭の中で転がっている。
でも….
そう思い考えるのはやめて
先に瞳の絵の方を見ることにした。
ドアップの瞳の絵。
だけど人間の瞳にも見えるし、
人間では無いものの瞳にも見える。
正直に言うとこういう風に書けるのは
すごいことだと思う。
だからこそ、
これ以上なんか付け足した時に
この特徴が失われたらと思うと凄く嫌だ。
でも、案が浮かばないという訳でもない。
瞳は何も反射していないのだ。
だから何らかのものを反射させた方が
綺麗だと思う。
でも、何を反射させる?
そう思いながら頭に浮かんだのは
『夢見る世界』という単語だけだった。
夢見る世界とは何なのだろうか。
そう自分に問いかけるがもちろん返答はなし。
しかも誰が夢見る世界かで変わってくる。
そういえば佐原先輩って
佐々木先輩と仲良いのかな?
じゃあ佐原先輩に聞いたら何かわかるかも!
例えば…食べ物とか?