テラーノベル
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「言え多喜二。おれがそいつをつれてきてやる。お前のこんな病すぐ治させ───」
「直哉サン」
多喜二は震える手で志賀の服を掴んだ
「…アンタだけには絶対に教えられません」
微笑む度に胸の奥でまた新しい蕾が膨らむ
この想いが癒えることはない
けれど志賀がこうして自分を案じ、瞳の中に自分を映してくれる限りこの痛みさえ愛おしいと思ってしまうのだ
「多喜二…お前」
志賀は掴まれた袖と多喜二の潤んだ瞳を交互に見て何かを悟ったように絶句した
夕暮れの図書館に沈黙と甘く苦い花の香りが満ちていく
本とはもう少しあったけどここで切りました
なぜかって?
始業式疲れたからぁぁぁぁぁぁ!
今回は倒れなかった
それだけで成長