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暗躍令嬢の異世界レコード

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暗躍令嬢の異世界レコード

14 - 第14話あれから2年、私は生きている。

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2022年05月16日

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あの出来事から約2年。私は5歳となった。特に何かが劇的に変わった事は無く、私はドール達と暮らしていた。静かにとは言い難いけど。ドール達から伝えられた伝言は一つ。「強くなれ。」だ。それってどう言う意味?それをドール達に質問しても首をかしげられるだけだった。てか、その首を傾げた衝撃でロマの首が取れたのは失神ものだったけど。まあ、何やかんやあったが私は生きている。生きているって素晴らしい。ヤッター、ハハハ。私は首から下げている綺麗とは言い難い黒い石に触れる。あ、いや、これ形見とかそんなんじゃないから。ただの鑑定石だから。かなり高価な物だけど。どんぐらい高価かと言うとこの欠片だけでドレスが10着買えるほどで、

パキンっ

「あ。」

鑑定石が真っ二つに割れる。え?何故?割れ、え?うそでしょ。まさか…偽物!?いや、ロア達が私の為に何か黒尽くめの男達から買ったって…あ、それだわ。絶対それだわ。でも多分偽物…では無いな。だって鑑定出来るもん。まさか早二日間と言う短い生涯だとは思っても見なかったけど。まっ、鑑定結果をノートに記せただけ良いとするか!私はノートに記したステータス結果を確認する。

名前:ユフェルナ・バルサイン

年齢:5歳

種族:人族/進化先を表示

レベル:1

基本能力値(物理・魔力・生命):10/詳細

固有スキル

暗躍:このスキルを発動させると陰の中での戦闘や、夜の戦闘時にステータス全てに✕1.5のプラス補正がかかる。しかし、効果は30分しかなく、一日に一度しか発動出来ない。プラス補正はスキルの進化で上がる。

生存欲求:生きたい、死にたくない、守りたい、と思う気持ちが一定数を超えたときに自動発動するスキル。効果は全ての状態異常に生命の回復効果と状態異常無効が付与される。しかし、自らの発動が不可能なため、使い勝手は悪いが発動すればかなり強いスキル。スキルの進化により、効果が上乗せされる。

奈落の理:支配者のスキル。転生者しかこのスキルを所持しておらず、奈落の理の所持者はユフェルナ・バルサイン。他にも無確認の果てスキルが存在する。取得方法はある条件をクリアすることで得られる。

奈落:怨嗟の果て(未所持)

奈落:死神の果て(未所持)

奈落:連鎖の果て(未所持)

奈落:憔悴の果て(未所持)

奈落:終焉の果て(未所持)

スキル:・恐怖耐性2・集中力3・睡眠耐性1・沈黙耐性4・毒耐性1・不意討ち耐性1・即死無効

称号:・転生・順応者・ヨミガエリ

ほうほう。ふむふむ。はっきり言いましょう。私、今のままじゃ弱いわ。でも!でもだよ、でも。これ、レベルとか上げまくったら強いパターンでは?いやっほい!特に暗躍何て使い勝手がいい!時間制限があるのがつらいけど。いやっほい!でで、これがやった、イッエーイ!って、ところね。で次は何これ、怖い編ね。え、何、奈落の理って。うおっ、厨ニ心が擽られる。でも何の効果かわかんないし…む、でも気になるなぁ…ま、これは保留。あとはスキルだけど、即死無効と不意打ち耐性。即死、うん、めっちゃ強いやんけ。でも内容が気になる。即死って事はオーバーキルの攻撃を防ぐ事が出来るんだと思うけど、それって、私ボロボロの状態でだよね。余裕であと一撃食らったら死ぬやつですよね。いや、嘘でしょ。何か使い勝手が悪そうなスキルだな、ちくせう。んで、称号の転生、順応者、ヨミガエリ?多分、転生は私が転生者だからで、順応者がこの世界にかなり居るから順応だよね、うん、だよね?効果は知らんがそうだと思う。で、ヨミガエリ?んんー?さっきの即死無効もそうだけど私、あのとき死んで…いや、考えないぞ。だって!ロア達が言ってたじゃん!私は危機一髪で助かったけどお母さんが私に治癒魔法をかけて力を使い果たしたって。でも、それがもし嘘だとしたら……はあ。お母さんは一体何者なのかもわからない状況で信じるもなんも無いか。多分お母さんは何かを隠している。て、事はまだ私が考えても無駄って、事ね、理解しました。よーし。考えないぞ。へいへいへーい!へーいへ、

「昼食が出来上がりマ、シ……タ。」

入ってきたロアと目があう。それはもう神秘的で運命をかんじた。やだ、ロマンチック。

「あ、ロア。」

「お嬢様それハ?」

その後、ユフェルナを見たものは運悪く鉢合わせたロナだけである。


ここ2年で色々と分かったことがある。それは…って、何だって?ん?さっきロアに見つかってどうなったかって?イヤー、ワタシソンナノシラナイナー。よーし!本題に入ろう。まず誰が、お母さんと私を運んだのか?A,お母さんが転移魔法を使って気づかれないように戻ってきました。問2、あのお茶会で起った出来事は一体?A,有力貴族を狙った誘拐犯による襲撃。問3、お母さんとは貴族の間で言ったら何者?A,現王妃をいじめ、暗殺しようとした悪女。一般的には処刑された事になってるが、あらビックリ。生きてまーす。理由?元々の公爵家がお母さんを庇って傘下の家へ逃げさせたから。問4、て事は?A,私もただの子爵家の娘としか認識されません。悪女の娘という嬉しくないあだ名がつくことはありません!問5、それって、本当に誰も知らないの?A,お偉いさんは知ってます。最終問題、で、話は戻るけど最初の襲撃の真相は?A,真実はただ一つ!今はまだ見つかっていないだけだ!

はい。以上。問題形式でお伝えしました。え?だんだん雑になってったって?だまりんしゃい。ここでは私がルールだ!てか、話戻るけどぶっちゃけお母さんが人をいじめるなんてしないと思うんだよね。いそんな見つかりやすくするかい?否!断じて否!何かの間違いっしょ。てか、それなら何でお母さん、町で悪役令嬢何て呼ばれてんだって、話。まあ、簡単なことに、「こんな肌が綺麗で華蓮なお嬢様が何でこんな下級貴族に嫁いできたの!?あ!分かった!きっと、悪い事をして追いやられたのね!」です。あながち間違ってないのが歯がゆいが大体こんな感じ。さて、ここまで来ると思うところがある。お母さん、私のお父さんは一体誰なの!?


__ロアの日記

主様がお眠りになられましタ。いつ起きるかも分かりませン。主様は私に伝言を残しましタ。「強くなれとユフェルナに言ってくれ」ト。私はいつもいつも疑問に思っていた事を口に出しましタ。

「主様は何者なのですカ?」

主様は少しばかりの沈黙の中口を開きましタ。

「今は……もしかしたらこれからも言えないかもしれないわ。でも、ユフェルナには伝えておいたから。」長い付き合いの私よりも幼い娘を信じるのですカ?最初に思ったのは嫉妬だっタ。昔から娘様は存じていましたガ、娘様はごく普通の子供でス。なのに何故私を信じてくれないのでしょウ?でも任せられたのであれば仕方なイ。確かに嫉妬したが娘様は娘様ダ。私は娘様についていくと決めましタ。


次回「私の謎が深すぎる」

どうも。ソノです。とうとう序盤編が終わってユフェルナの幼少期編に突入します。前作みたいに、ものの一話で幼少期が唐突に終わるのではなく、結構幼少期編で奮闘します。ちゃんとスキル設定や、属性、そこに込められた伏線も用意します。ま、前作よりもっと詳しく分かりやすくしていきます。前作よりは面白くなるでしょ。だって!今回!タイトルも、名前も、伏線も、登場人物も!貴族の名前と設定も!世界のシステムも!種族も!頑張って作ったもーん!ぜえ、ぜえ、ふう。まあ、幼少期編で30話は軽く超えるんじゃないかな?てか、いつになったら主要メンバー揃うんだ。サブ主要メンバーは少し出たけど。次回はその子の一人称視点でも少し書こうかな?では、アディオス。

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コメント

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ユーザー

が、頑張り…ました。スキル設定。特に固有スキル。暗躍と生存欲求に奈落の果て。しかも奈落の果てなんて一つずつの名前と能力わ考えないといけないし。ま、作中では私強いじゃん!って、言ってたけどあるんだよね。ふふふ。ふふふふふ。精々頑張ってください。ユフェルナちゃん。

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