西畑side
「だ___ちゃ__。」
真っ暗で壁がないと思うくらい広い部屋で途切れ途切れに俺を呼ぶ声が聞こえる。聞いたことあるような声が遥か遠くから聞こえてくる。返事がしたくて。呼ぶ相手を探したくて。体を動かそうとすると、身体中に鎖が絡まっていて動けない。何が起きてるんか、ここはどこなのか全く分からん。そして何か大事な事を忘れている気がする。….頭が痛い。どうしても思い出せない。あの声の持ち主が分かったなら、忘れてしまった大事なものを思い出すのだろうか?
急に目の前が眩しくなったと思うと、流星の顔が見えた。ずっと一緒にいてくれたのだろう。疲れて寝てしまっている。心の奥底でほっとした気分になったのはどうしてだろう。
流星side
だいちゃんが記憶を取り戻すかもしれない。そう伝えられた翌日、なにわの皆がお見舞いに来てくれていて、他愛のない話をしていた時やった。
? 「コンコンお時間良いですかー?」
丈 「やっと来たか。入ってええよ。」
? 「入りまーす。」
駿 「え!?」
謙 「永瀬くん!?」
廉 「よ〜。みんな元気か〜?」
流 「廉くん….どうしてここに?」
廉 「あ〜。丈から色々聞いたんよ。やから可愛い可愛い流星励まそうかと思って。後、近くで撮影してたからよってみた。」
廉くんはだいちゃんの同期。入ってちょっとした時から仲良くしてもらってる人の1人で昔は一緒に番組に出てた。
大 「….?」
流 「あ、えっとね永瀬廉くん。だいちゃんの同期で一緒にドラマとか出てたんよ。」
廉 「ホンマに忘れて待ったんやな大吾。俺待ってるから。絶対思い出せよ!」
大 「は、はい!えっと永瀬くん?」
廉 「廉!廉って呼んでや!」
大 「わ、わかった!廉!」
マ 「永瀬さーん!そろそろ撮影始まります〜💦」
廉 「ホンマ?今行くわ〜。ほなまたな。流星!元気出すんやで!」
そう言って廉くんは病室を出ていった。仕事で忙しい時にホンマにごめんね廉くん。申し訳ない気持ちでいっぱいやったけど、めっちゃ嬉しいかった。
大 「あ、あのさ!」
丈 「どうしたん?」
大 「良ければなんだけど…なにわ男子のCD貸してくれないかな?」
和 「ええけど…どしたん?」
大 「えっと…早く思い出したくて笑 早く思い出してみんなのとこ帰れたらな〜なんて思ったからさ笑」
だいちゃんの口からその言葉が聞けて、とっても嬉しかった。神様どうかだいちゃんの手助けをして下さい。
はーい!いかがでした?兄弟の方あまり投稿出来ずすみません💦これから頑張ります(*•̀ㅂ•́)و✧
最近1番上の兄をなにわ男子に沼らせることに成功しました!推しはだいちゃんらしいです笑
次もまた見て下さると嬉しいです😭それでは!
コメント
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西畑くんがついにCDを…! りゅちぇ推しになる未来が見えてくr((