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🖌️…紅凪
💀…灯凛
ー灯凛sideー
花火大会____
其れは青春時代、男子が好きな子に告白するシチュエーションに使われるド定番のイベント
青春時代などとっくに過ぎているが____
俺は、今隣にいる彼女に告白しようと思う。
ー4日前ー
💀「花火大会?」
🖌️「嗚呼、4日後の海近辺でやるらしい」
💀「何故其れを俺に?」
🖌️「どうせ暇だろ?」
💀「うぐッ………」(図星)
🖌️「特等席のチケット取ったから”2人たけで”行こうぜ」
💀「え、2人だけで?」
🖌️「あ、嫌だったか?」
2人だけ…………
💀「…なぁ、其の特等席って…」
🖌️「嗚呼、他に誰もいない」
よし勝った、絶好の告白場所じゃねェか
💀「行く」
🖌️「うし、じゃあ此の時間で此の場所に__」
ー現在ー
🖌️「綺麗だなァ、夏って感じ」
💀「そうだな」
ご丁寧に浴衣着て来たのだが…………
は?なんだよ御前可愛いかよ食うぞ(?
💀「………………」
人居ないし、そろそろ花火大会も終わりだ。
此の気持ちを伝えて、終わりにさせよう
💀「…なぁ、紅凪」
🖌️「ん?どうした?」
💀「俺、さ。御前の事が____」
ードッカァァァァァァァァン!!ー
💀「___」
🖌️「ん?なんか云ったか…?」
💀「ッ…いや、何も。」
🖌️「?そうか。花火も終わったし、帰ろうぜ」
💀「分かった、じゃあな。」
🖌️「おう、またな。」
………伝えれなかったなァ
ー紅凪sideー
帰り道を歩きながら、先程の出来事を思い出す
花火大会__終わりがけ、灯凛が放った言葉
「好きだ」
🖌️「…ぁ”~…くっそ…//」
思い出しただけで顔が赤らむ
聞き間違いかと思ったが、灯凛の反応を見るにそうじゃないらしい
🖌️「…意識してなかったのによォ……んなこと云われたら…嫌でも意識しちまうだろ-がよ…//」
🖌️「…………ばか、//」
___返事、どうしようか。
先日花火を見ている時に思いついたものです
「あれ、俺って天才?」と思いましたね((