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昼休み。
陽菜「あれ〜?いないね、教室」
ガクガクブルブル
どうして震えているかというと
(あれ昨日角名くんにおんぶされてたやつじゃね?)
(教室に何の用だよ)
(ヒソヒソ…)
無数のヒソヒソが聞こえるーー!!
女の子怖い。
?「あ、昨日すなにおんぶされとった子や」
声の主を見ると
宮兄弟の治くん。
背が高いなぁ
『あっ…どうもこんにちは』
サム「すなになんか用事?」
『あっ…はい、ええっと…』
陽菜「角名くんに借りてたジャージ返すんだよねっ?★」
『そうそう…ってそれ私の台詞』
さすがコミ力たけぇ女、陽菜。
陽菜「私、陽菜っていいます!よろしくね
治くん!
こっちは美紀〜」
サム「ん、よろしく」
?「あ、昨日の。」
角名くん登場。
背が高いので見上げないといけない
『あっ!
昨日は本当にありがとうございました!!
ジャージお返しします!!
あとこれもどうぞ…!よろしければ』
深深と頭下げないと!
大事なジャージだろうし血がついちゃって
本当に申し訳なかった。
本当に本当に感謝を込めて…誠心誠意で…お礼を…
スナ「フフ どういたしまして(ニコ」
『あのっ本当に感謝してて、お礼にお気持ちといった感じで受け取って頂ければと思うんですけれども…あの…クッキー作ったのでそれも…もし良かったら…』
ああああコミュ障いやだあ
目を見て話ができない
゛ちゃんと人と話をする時は相手の目を見て゛
いつか誰かに言われた言葉
顔を上げると
スナ「うん、ありがとう(ニコ」
あ、笑ってる
綺麗な顔やなあやっぱり
スナ「ん?どうかした?」
あ、やば、また見つめてしまってたみたい
吸い込まれるような綺麗な顔立ちなんやもん
しゃあないよ?許して
『あっ…なんでもないです』
スナ「てか、同い年なのに敬語って 笑」
『あんまり人と話すの得意じゃないので…
それに、、有名人なので』
スナ「オッホホ だってさ 治。 俺ら有名人らしいね」
サム「そやなぁ、そんな気全然無いのになぁ」
スナ「だよね
てか、治3時間目の終わりに
大きいおにぎり食べてたのにまた購買で弁当買ったの」
サム「だって腹減ってくるんやもん」
スナ「食べたばっかのに1時間で空くものなの??」
バレー部は、全然違う世界の人だと思ってた。
みんなからキャーキャー言われて
本当に芸能人とかアイドルとか。
そんな遠い存在だと思ってた。
けど、思ってたより全然。
『あはは!バレー部の皆さん仲良くていいですね!』
全然普通の高校生やんか!!
スナ「…ッ///」
サム「すな顔赤いぞ」
スナ「うるさい治」
『では、私はこれで!ありがとうございました!
失礼します!』
陽菜「では!!」
スナ「あっ、待って」
角名くんに腕を掴まれた
スナ「あのっ、名前なんてゆうの?」
?
『柊木、美紀です…?』
スナ「…ッ
柊木さんっ!またね!」
『またね…?』