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記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《偽王の幻夢境編》の続きでございます…
では、続きをご覧下さい。作者より
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……場面は変わり……
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アルジャーノ「やあ、ロディとその他一行」
ロディ「久しいのアルジャーノ」
テットラ「アルジャーノ兄さん〜、ロディ爺さんがね、人を借りたいって」
ロディ「人探しに使いたいんだが」
アルジャーノ「それは難しい……」
ロディ「無理な事を頼んですまぬな…」
アルジャーノ「いやぉ、大丈夫なんだが…今から人探しをするのは難しいだろうなって……何せ今から敵の戦力が降ってくるからさ」
ジャンヌ「降ってくる?何それ」
アルジャーノ「君達、行ってくれ!…」…
3人の兵士が了解と合図する…
アルジャーノ「貸してあげる代わりに今から来る奴から皆んなを守ってほしい…ギーメルの方も心配だが大丈夫だろうと…」……少し長く話していると、
?機械神「クルゾ」変形し強固な防壁へと変わる…
バベル「気おつけろ…」そう言いαメリーの手を引きゴーレムで頭上を守る…
アルジャーノ「頼むぞ、軌道要塞 カイルパンツァード!」盾を構える…
カイルパンツァード「リョウカイ」
ラス「本当に上からきますね」
アポロン「お〜マジだ」
ゲーティア「感心してる場合⁉︎…わ…私も隠れさせて〜」ゴーレムの間に隠れる
旅冴「ん〜見えた…鮫と鳥みたいな奴と見た事ない骨みたいなぁぁ…」…
アルジャーノ「そこ!前に出過ぎだ!」
〈ドゴゴゴン〉と音と同時に砂埃が舞い大きな揺れが伝わる…
?骨者?「受け止めるとは」黒い骨の様な腕が大きな化け物と、鮫と鷹のキメラみたいな生物がその場に居た…
旅冴「ふん……痛い…」…
アルジャーノ「名を名乗れ!」
Ѧカノン「申し遅れました、神の放送者達(デウスキャスターズ)の1人…カノンでございます…他にも居ますが…まぁ…今回の相手は貴方の様ですね……では、頂戴いたしますよ」軽くお辞儀する…
キメラ(鮫鷹)〈キィィィ〉口を開けラスの方へと真っ直ぐに突っ込む…
ラス「しつけがなってない様ですね」軽く避け蹴りをいれる…
テットラ「ほらお座り!」倒れる来るキメラ(鮫鷹)に拳を握り止める
アルジャーノ「他にも居ると言ったな……」Ѧカノンの方へと近づく、
Ѧカノン「はい…ちゃんと貴方達3人をお相手できる様にこちらも3人…と、思ったのですが、何故でしょう情報外れでしたか…はたまた漏れてしまったか……関係はありませんね……」…軽々と話す。
アルジャーノ「……テットラ!他の皆をギーメルの方に援護を!2人行ったかもしれん」
テットラ「わかった!」
ロディ「私も手伝おう…ゲーティアよ援護頼めるかな?」
ゲーティア「援護するよ…」
バベル「ゴーレムの速さでは追いつけぬ、お前達で行ってこい」そう言い背後の拠点ごと守るかの様に壁を作る…
旅冴「行こう!乗って皆んな」
テットラ「案内は任せて」
ジャンヌ「落ちないよねこれ…」
ラス「しっかり捕まってくださいね」
αメリー「うん、捕まる」
5人はスコールガルムに乗り…
アポロン「皆さん…無事を!」敬礼する
…スコールガルムが動き全員はもう1人が居る方へと移動する……
壁の向こうでは、
アルジャーノ「グラディウス!」
カイルパンツァード「グラディウス」形が変形し両腕の所が剣になる…
Ѧカノン「始めましょう…」
……キメラ(鮫鷹)が口を開けまた真っ直ぐに突っ込んでくる…
ロディ「頼むぞガルムよ」
ハティガルム「ウォォ!」遠吠えをあげキメラ(鮫鷹)に向かう…
ゲーティア「強化はしたけど無理はしないでくださいねー」大声で言う、
バベル「ゲーティア、コイツらにもやれ…直ぐにな」…
ゲーティア「あ…さっきの3人」…
……言われた通りに魔法をかける…
バベル「行っけ」
……少しバベルが細工した、見た目がまるで終期末でヒャッハーしそうなイカツイ防弾車に3人の兵が乗り移動する…
ゲーティア「何アレ…ゴッツイ…」
バベル「……戦闘に集中しろ、周りは守ってやるから安心しろ」…
〈ガッキィィィン〉アルジャーノの剣とѦカノンの大きな黒い腕がぶつかり合う…
アルジャーノ「やれ!」
カイルパンツァード「リョウカイ」両横からѦカノンに向けて剣を突き立てるが、
Ѧカノン「それくらい…ハンデが無くては動きがいがありません」背中からもう2本の大きな腕が生えて盾の形になり受け止める…
〈ギーー〉っと鉄や黒板が擦れる様な金切り音をたてカイルパンツァードの剣がドンっと地面にぶつかる…
アルジャーノ「ランケア!」
カイルパンツァード「ランケア」両腕が槍の様に変形する…
アルジャーノ「押し込むぞ!」
……アルジャーノとカイルパンツァードの素早い突きがѦカノンを襲い、
戦場に物凄い金属音が連続して響きわたる程の連続攻撃が行われている…
そして、離れた所では……
ロディ「こりゃ危うい…」
…ロディとハティガルムは、
突然カマキリの様なカマが生え、より攻撃的な姿勢を見せるキメラ(蟷鮫鷹)になり一段と動きが複雑に襲いかかる…
キメラ(蟷鮫鷹)〈キィィィ〉鮫の皮膚が剥がれ虫の羽をばたつかせる…
〈ドン…ドン…ドン〉と鳴り、キメラ(蟷鮫鷹)の羽に1つ岩玉が命中する…
バベル「これでいいか?」
兵士「はい、仕組みは完璧です」
……3台くらいの小型大砲が作られバベルが一個ずつ爆発させ砲撃している…
ゲーティア「えぇ、いつの間に何か作ってる!…てか私も壁の上に連れてってよ」
バベル「状況を見て言え!この虫が飛んでくるんだぞ!」そう言い何かを投げ落とす……投げ落とした物をキャッチするゲーティアを見て砲撃の用意をし直す…
ゲーティア「尖った虫だぁ!…焦げ臭い…うぇ!青い液体が漏れてきた…!」騒がしく慌てる……
バベル「この虫を持ってこい!羽と足は引ちぎって入れろ」
兵士達「了解いたしました!」
……兵士達は倒した弾砲虫を集める…
兵士「懐かしい昆虫採取みたいだ」
兵士「アハハ!それだ」
兵士「昔は何も思わず触れたが、今は極力は触りたく無くなったよな」
兵士「それ俺もだ…」
アポロン「ちょ…この虫動いてる」飛んできた虫を捕まえ動きを止める、弾砲虫の足がウネウネ動きより気色悪さを見せる…
兵士「気おつけろ、死んだフリをする虫だっているからな…特にセミ」
……兵士達は面白おかしく会話しながら作業を段々と終わらせていく…
ロディ「ガルムよ、少し無茶をしてくれぬか?…」ハティガルムにそう言うと頷いてくれる…
……ハティガルムはキメラ(蟷鮫鷹)に避けながら爪を何度も引っ掻き、
ロディ「頼むぞ…」キメラ(蟷鮫鷹)に飛び乗りめくれた羽部分に潜り込む…
すると、キメラ(蟷鮫鷹)は苦痛に苦しみ暴れる回ろうとするがハティガルムに噛みつかれ動きを止められる…
キメラ(蟷鮫鷹)〈キィィィグググ〉…
…動きが鈍くなり体が丸く縮こまり虫の息となる、ハティガルムは羽部分を噛みつき引きちぎり軽く爪で穴をほじ開ける…
ロディ「自ら弱点になる事を、服が汚れてしまった……おぉ…ありがとう」キメラ(蟷鮫鷹)から抜け出して、
ロディ「キメラはしっかりと後処理をしないとな…後が大変だ」
ハティガルム「ヴォン!」吠えキメラを食い千切り始める…
ロディ「さて、流石に私でも……あれは割り込めないか…」…
目線の先には、彼ら…
僅かな隙で連続して変わる攻防の激戦
アルジャーノ「テルム&スクロぺトゥム」
カイルパンツァード「ロックオン…」変形し背中から6本のミサイルが上空に発射された後と同時に腕がライフル銃の様に変形する…
Ѧカノン「!、相打ち狙いですか」頭上を守りながらアルジャーノの攻撃を受け流す…
アルジャーノ「少し違うなぁ…」放たれたミサイルが近くに来た寸前、アルジャーノは後退りし盾を構えて、
アルジャーノ「ラクエウス起動!」
……Ѧカノンの地面から隠れてたトラバサミの様な物が出現し強く火花が散る程に挟み掴む
……遠くから「総員退避!」兵士の声が響きわたる……
アルジャーノ「我が要塞に敵所無し!撃て!」
カイルパンツァード「―最大出力砲―」
両腕から放たれる強力な一撃が、身構えるѦカノンに確実に命中させる…
その威力は通り過ぎた敵にも当たり散らし殲滅させるほどだった…
…転がり倒れるアルジャーノは上手く受け身を取り何事も無かったかの様に立ち上がり振る舞う……
ゲーティア「あんなの見たら鉄壁の門番って言われるのは納得だわぁ……」
……巻き上がって砂煙が消えると、ボロボロに砕けたѦカノンがまだ…
Ѧカノン「少し侮っていた様です…ここは…一旦…」…立ち去ろうとする…
アルジャーノ「逃げれる程、そこまでの慈悲は全員持ち合わせてないぞ」そう告げる
……Ѧカノンは飛び立つが、突然何かにぶつかると気づく、結界が張られていると…
レオパルト「アルジャーノさん!お待たせしました!回路は全体に行き渡りましたのでもう安心してください」虹色の旗槍を持った少女がやってくる…
アルジャーノ「……その様だ、この戦争!こちらが勝たせてもらう!」…
…カイルパンツァードは変形しドリルと巨大な高圧プレスの様な腕になり、
クワガタの様にѦカノンを挟み…
Ѧカノン「くぉぉ、何だこの忌まわしい拘束はぁぁ」
レオパルト「私が練りに固めたものよ」
アルジャーノ「スクラップにしろ」
カイルパンツァード「リョウカイ」
〈ガガガ……ガシャン〉と、Ѧカノンを押し潰し確実に止めをさす…
アルジャーノ「念の為だめだ…燃やすか」
カイルパンツァード「リョウカイ」潰した所から火花が散り一気に燃え上がる…
アルジャーノ「ヨシ……確か…」
レオパルト「この機械虫でしたよね」そう言いアルジャーノに小さな昆虫の形をした通信機の機械を渡す…
アルジャーノ「ギーメル!聞こえるか?聞こえたら状況を教えてくれ」…
すると、虫型無線機が音をだし…
女性の声「繋がったのね、多分大丈夫よ…貴方が助っ人を呼んでくれたお陰でね……貴方こそ大丈夫なの?』
アルジャーノ「……そうか、こっちは大丈夫だ…一体片付いたからな」…
……虫型無線機から激しい戦闘音がするのが聞こえる…
続く→