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食後の食器は洗い終えて、テレビの音だけが部屋に流れている。
大介の太ももは温かくて、枕代わりにはちょうどいい。頭の重さを預けたまま、画面に映るバラエティの笑い声を聞き流していた。
🩷「翔太、これ見て」
頭上から声が降ってくる。視線を上げると、大介がスマホを斜め下に向けてくる。画面には、明らかに俺たち二人をモデルにした創作BLの漫画が開かれていた。
🩷「この人めっちゃ絵上手くね?」
💙「……またかよ」
大介はこういうのを見つけると、だいたい見せてくる。最初の頃は少し戸惑ったが、もう慣れた。
🩷「なんか嬉しいじゃん。翔太はだいたい受け側だし」
大介は画面をスクロールしながら、楽しそうに続ける。
🩷「いろんなカプあるけど、『さくなべ』少ないじゃん。『めめなべ』とか『悪友』、あと『ゆり組』とかめっちゃ人気じゃん? 俺が彼氏だって言うのに」
愚痴というより、ちょっと拗ねたような口調だった。
💙「お前だって、『あべさく』とか『ニコイチ』とか『風呂友』とかあるじゃん」
🩷「……」
一瞬、大介の指が止まった。次の瞬間、ニタニタした笑顔が覗き込んでくる。
🩷「なーに、嫉妬かな?笑」
💙「嫉妬じゃありませーん」
大介は満足したように鼻を鳴らして、再びスマホをいじり始める。
しばらくして。
🩷「これ見て」
また画面が目の前に突きつけられる。今度は明らかにえっちなシーンだった。俺が大介に押し倒されて、甘い声を上げている。
💙「すごい喘いでるね」
🩷「うん、翔太こんな喘ぎ方しないし、こんな甘えん坊じゃないんだけどな」
大介の声が少し低くなった。
🩷「翔太のことは、俺しか知りませんから」
だるいから何も返さなかった。
大介はスマホを閉じて、俺の顔を覗き込む。目が少し細くなって、悪戯っぽい笑みが浮かんでいた。
🩷「でもな、リアルの翔太はめっちゃ可愛いし、もっとエロいからね」
💙「可愛くはないだろ」
俺はすぐに否定した。でもエロいというのを否定できなかったのを自覚して、視線をテレビに固定したまま、耳の熱を隠した。大介はそれを見逃さなかったらしい。腹の底から笑うような声がした。
🩷「ははっ、エロいは認めるんだ笑」
💙「……ちっ」
舌打ちめいた音が漏れる。大介はそれを楽しいと言わんばかりに、俺の頭を軽く撫でた。
🩷「じゃあ、これから試そっか」
💙「……ん?」
大介は立ち上がった。俺の手を引いて、ソファから立ち上がらせる。
🩷「俺しか知らない、翔太を」
💙「は?」
───
🩷side
ベッドに腰を下ろすと、翔太は少しだけ目を逸らした。照れが残っているのが分かる。俺はそれを可愛いと思いながら、服を脱がせた。
💙「……んっ」
最初のキスで舌を絡めただけで、すでに吐息が漏れる。
🩷「かんわい」
こうして囁くと顔を赤くして照れるんだよな。
鎖骨から胸にかけてゆっくり舐め下ろした。乳首に舌先を当てると、翔太の指がシーツを掴む。
💙「んぁっ……」
もう片方の乳首も指で弄る。
🩷「これどう?」
💙「……っ、い、いい……」
素直な返事が嬉しい。腰が微かに動いているのが分かる。俺はゆっくりと手を下ろして、すでに硬くなっているところを掌で包み込んだ。
🩷「ほら」
根元から先端までなぞると、翔太の太ももがぴくんと震える。前立腺を探るように、もう片方の手で奥を押す。角度を少し変えて、そこを的確に刺激した瞬間──
💙「…っ、ぁっ……!」
翔太の腰がくねった。気持ちよさに任せて、自然に弧を描く。
🩷「これこれっ」
本物の翔太はこうなんだよ。息が切れて、ちゃんと感じようとしてくれてる。それにめっちゃエロい。
💙「んぁっ……はぁっ、っ……」
十分にほぐしてから、ローションを足して、自分のものをゆっくりと押し当てた。先端が入り口に触れた瞬間、翔太の息が止まる。
🩷「……入れるね」
予告して、腰を前に進めた。少し抵抗があって、それから熱い内側が俺を受け入れていく。ゆっくりと、途中で一度止まって、また深く。全部入りきったところで、翔太が小さく息を吐いた。
💙「んぁっ……っ」
🩷「全部入った」
前立腺を探るように、角度を少し変えて突き上げた。
💙「……は、ぁっ……!」
奥を続けて突くと、翔太の息が荒くなっていく。快楽を受け入れているのが分かる。肩の力が抜けて、体が少しずつ熱を帯びてくる。俺は同時に硬くなったものを上下に扱きながら、乳首を軽く噛んだ。
💙「んぁっ……やめ、……っ」
🩷「きもちいい?正直に言って」
💙「……きもち、いい……から……っ」
声が上擦っている。俺は速度を少し上げた。
すると翔太の体がびくりと震えて、手が俺の腕を掴んだ。
💙「やめっ……ちょっと、待っ……」
快楽が強くぎて、逃げようとする。でも俺は容赦なく腰を突きつけた。
💙「あ、……んぅ…」
🩷「だーめ、待たないよ」
否定して、同じ場所をまた擦った。
💙「んっ…んっ……やっ、あっ……!」
翔太の体がびくびくと震え始めた。全身が硬くなって、指が俺の背中に食い込む。吐息が途切れ途切れになっていく。
💙「……っ、イ、く……っ」
腰が跳ねて、体全体が震える。精が溢れて、シーツを汚す。その間も俺はゆっくりと動き続けて、翔太の余韻を引き延ばした。肩が小刻みに揺れて、息が荒い。目尻が少し潤んでいて、いつもより少しだけぼんやりした表情をしている。
💙「はぁ…っ……だいすけ…」
かわいい。
俺は額を寄せて、優しくキスをした。まだ完全に落ち着いていない翔太の唇に、何度も触れる。
🩷「まだ付き合ってね」
翔太は半眼で俺を見て、小さく息を整えた。拒否する気配はない。むしろ、少しだけ体を寄せてくる。
💙「……うん」
コメント
9件
続くよね?
続くの?
おっ、第9話読んだ〜! 今回もずっとニヤニヤが止まらなかったわ。創作BL漫画ネタで始まって、大介の「俺しか知らない」発言からの流れ、めっちゃ良かった。特に翔太が「エロいは認めるんだ」って意地悪されてるところ、思わず声出そうになった(笑) 翔太の照れながらも徐々に素直になっていく感じと、大介の余裕ありつつも翔太のことめっちゃ大事にしてる独占欲のバランスが最高。エッチシーンもキャラがぶれずに、二人の関係性がちゃんと感じられるのが好き。 続き、待ってる!🔥