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女A「ねぇ、来たよ!目黒さん!」
女B「ほんとだ…今日も輝いてるわ。」
女C「こら、邪魔になるでしょ。道あけましょ。」
目「みなさん、おはようございます。」
《snowcompany》に入って、1年。
努力を積み重ねて、会社の人達にも認められるようになったのが、つい最近。
俺はこの会社の広報担当で、パーティを開く時などの飾り付けをしている。
センスは少しある方で、
企画書を出したら、何だかんだ採用されてその方向に進むことが多い。
だから、この会社では少し威張れる方だと思う。
まぁ、今こうやって皆が騒いでるのは、所謂顔……らしいけど。
岩「お疲れ。目黒。」
目「お疲れ様っす、、」
岩「疲れてんね。周りもうるさいからか?」
目「……まぁ、そうっすね。」
この人は上司の岩本くん。
俺の世話係をしてくれた人で、今でも世話になるくらい頼りのある人だ。
何だかんだふざけてもくれる。でも、真剣なところは真剣で。
俺は何度この人に救われたか分からない、って位お世話になった人だ。
多分この人が1番酒を一緒に飲んでくれる人。
2人とも強いから潰れはしないんだけど、ね。
岩「疲れてるところには申し訳無いんだけど、、この例のパーティ。」
目「あ、あの会社の社長就任みたいな…」
岩「正解。そこの飾り付け頼まれてんだよね。」
大手企業の社長が就任して、そのお祝いのパーティを開くやらなんやら。
パーティ多すぎだって。なんて正直なことは言えないが、仕事なのでしっかりこなすことにする。
どうやら、社長はすごい良い人らしく、この前会社に企画書ありがとう、ということでお菓子も持ってきてくれていた。
あの人かな。なんか、真面目そうな。頭が良さそうな人。
そう思いながら企画書に目を通す。
いつもは飾り付けだけだけど……
目「うわ、花の飾りもか……」
花は、春に花粉でお世話になるくらい。
今は冬の終わりくらいだし……そっか。これからお世話になる時期じゃん。
そう思いながら、いつも見ている花屋のことを思い出す。
俺の大好きな人がいる、花屋。
いつも見ているから、間接的に花にはお世話になってんのかな。俺。
岩「ん?あ、それはね。俺の知り合いがやってくれるらしいよ。花屋経営してんだよね。」
目「あ、そうなんすか?」
岩「確か…【Nigera】だったかな。名前。」
目「【Nigera】……?」
聞いたことある、名前。
あれ、それって。
いつもの、あの人がいる、花屋…じゃん。
目「よし。絶対成功させます。」
岩「お、おう…?」
コメント
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なんか私がTERROR浮上せずWESTオタクにもなってる間に新作来ちゃってるぅぅぅ😇(
私もお世話になってます笑