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数分で、校門に着いた。
門の近くには学校の名前が書かれていた
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雨
令 ヒ中学校
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…?所々掠れているが、
“零陀”…
零陀…って…地域名…?か?
小学校と中学校の名前が同じ理由は、
例に挙げると地域名とかが関係するしな…
そう考えて悶々としていると
俺なんて居ないかのようにゾム達は門をくぐって行く
「まあ、俺が見える奴なんて僅かだけどな。」
“俺なんて居ないかのように”と言う考えに
少し反論の様な意見を口から吐き出しながら、
置いていかれないよう、ついて行った
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問題です。
Q,此方の”鎌”は、何に使われるものか、
答えよ。
1.草刈り
2.稲刈り
3.首刈り
※補足、問題の鎌は、鎌の中でもっとも一般的な草刈鎌です。
草刈鎌は、
刃の厚みが薄いため刃先が鋭く切れ味に優れています。
片手鎌なので柄は長くても40cm程度で、軽いため扱いやすく、
“刈り取る対象以外”にキズをつけることがありません
#…#☆004→ の回答。
A,3番に決まってるだろぉ?
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キーンコーンカーンコーン
授業と放課後の境目となるチャイムがなる。
ゾムのクラスに、行きの時に居た友達は居らず
コミュ障なのだろう。孤立していた
まあ、問題児っていうのが孤立の理由だろう。
その孤立から逃れれるチャイムに
俺のことでは無いはずなのにホッと安堵のため息が出た
ゾムはクラスから早々に抜け出し、
あいつらのもとに行くようだ。
俺はその後を追った
ー 足、また速くなりやがったなぁw ー
何かを…ゾムの何かを知ったような感想が…頭をよぎった。
…気がした
鳥井 希
それ以外は…あまり…知らない…のにな。
そうこう考えていたら靴箱に着いた。
ゾムは靴に履き替え、あいつらに会わずに
何処かに向かって走り出した。
…はぁ?!
ゾムに追いつくの大変なんだよぉ!!
っと文句を頭に浮かべながら追いかける
…学校?の前に止まる。
その学校は廃校のようだ。
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零陀小学校
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字がほぼ見えない筈なのに、”わかる”
俺は知ってる。あの刑事と会った小学校。
だが、あの刑事と会った時は、the 廃校
みたいな見た目では無かった。
どうゆうことだ?時間がおかしい。
…時間がおかしいのでは無く、俺が…おかしい?
あの刑事はなんだったんだ。
あの学校はなんだったんだ。
あれは…あれは…。
ごっちゃになっていく思考。
疑問が混乱を招く。
事実が疑問の答になる。
事実は混乱を招く。
???
ハテナがハテナを呼ぼうとした時に
黙っていたゾムが俯きながら口を開く
「”猿山先生”」
しっかりと言った
“初めて”ゾムに会った時に言われた単語
その時との違いは、
確信づいたように言った点だった。
俺はそんなゾムから目を背け、
耳だけを傾けた
「俺は…嫌いや」
何が?
「何も覚えてない」
誰が?
「俺以外、誰も覚えてない」
何を?
「小学校であった出来事」
…
あぁ、なんとなくわかった。
…だが
“まだ答え合わせの時ではありません。
まだ…まだ、忘れたままで…”
「”鳥井 希”」
俺はゾムを見て、
言葉にすると違和感が少しある名で呼び、
ゾムが、顔を上げた後、言葉を…続けた。
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おわり!まだまだ書くぞー…
ルーズが怖い顔になってきた…。