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炒め終わってタレを絡めた肉も、各食器に入れて。
うちの女子3人が、野菜を各食器に均等に入れた。
これで、サラダうどんは完成。
「シチューを作りながら、御飯にしましょうか」
坂口先輩がそう提案して、昼食開始。
シチューは、もう材料を入れて煮込む段階なので、見ているだけ。
流山先輩が、焦げ付き防止で時々かきまぜている。
「いただきます」
という事で、僕は、まず醤油ドレッシングを少量かけてみる。
ドレッシングは脂が含まれているせいか、うどんに綺麗に絡まる。
そして、食べた事がないメニューだが、食べやすいし結構いける。
ドレッシングの酸味に、肉の甘さ強めの甘辛具合がちょうどいい。
「このメニューは、簡単でつくるのも楽だな」
「でも、野菜を刻んだり事前準備が凄いですね。このうどんだけで無く、全部の料理で。現地での手間を省けるように考えているんだと思います」
「おまけに、ゆで汁を捨てなくていい配慮までしているのですよ」
「うちの料理も、これくらいに出来ればいいんですけれどね。朗人君と、最近は理奈ちゃんが頑張ってくれていますけれど」
「朗人先輩の料理も悪くないんだけどさ、今回の料理を見ると、やっぱり経験を感じるよな」
などと先輩方が話している。
一方、食の危機にあったことがない我が中学組。
そんな事を全く気にせず、がっついている。
僕は、ドレッシングその2、ごまドレッシングにチャレンジ。
うん、こっちの方が、僕の好みかな。
醤油ドレッシングより、若干マイルドな感じだ。
流山先輩が、ガスの火を消した。
「これで、シチューの方も完成なのですよ」
「冷めないかな」
「今日の気温なら、問題無いのですよ。それに、帰ってきたら温めればいいのです」
確かにそうだ。
気温も、結構暑くなっている。
まあ、暑ければ川に飛び込むまでだけれど。
水が、本当に綺麗だし。