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二人は懐中電灯で森林を照らしながら百合子の足取りを追っていた。
「篠山さんあれ見てください。」
「あの家の主人に聞いてみよう。」二人は小屋の主人に近づいた。
「すみません此少女を見ませんでしたか?」悟は百合子の写真を見せた。
「いいや知らないねぇ。」幸村は主人が額に汗をかいてるところを見逃していなかった。
「篠山さん此主人何か隠してますよ。」と囁いた。
「ご主人手元に持ってる物を見せてくださいますか?」
「何もやましい物を持ってる訳じゃないし。」
「此主人篠山さんの写真持ってます!」悟は主人の手を掴んで
「お前が俺の家に侵入したんだな。」主人は慌て手を振り払い逃げようとした。
「待て!」幸村は主人の足を払い主人は倒れた。
「幸村良く頑張った。」悟は色っぽく幸村に囁いた。また幸村の背筋がゾクゾクして吐息が出そうになった。
「感謝します。」
「ご主人署まで来てもらおうか。」二人は主人を車に乗せた。
「誰に仕向けれて篠山さんの家に侵入した?」
「ゆ…百合子だ。」主人は行方不明になってる百合子に仕向けられたと自白した。
「ほんとに百合子に言われたのか?」
「数日前彼奴が来たんだ。」悟は百合子が桃子を殺害したのではと嫌な予感が頭に過ぎった。
「百合子がもしあの主人に篠山さんの家を侵入するように仕向けたらこの事件矛盾してませんか?」
「主人の自白がホントなら…。」幸村は苦しむ悟の姿を見てさり気なく手を握った。今度は自分が悟を腑抜けにしたいとそう思ったからだ。
「篠山さん俺の家に来て一杯やりませんか?」
「そうだな酔いたい気分だ。」幸村は悟を自宅に上がらせた。
「真実が見つからない…。」
「篠山さんらしくないな。」幸村は笑いながらとっくりに酒を注いだ。
「有難く頂くよ。」悟は一口飲んだ。
「篠山さん。」
「ん?」悟が振り向いた瞬間幸村は悟の唇を貪るように奪いシャツのボタンを一つずつ外していく。
「今は事件解決の糸口が先だ。」
「そ、そうですよね。」幸村は気まずそうに言った。
「でもお前さっきよりも大胆になったな。」悟はふっと笑い幸村の唇を舐めた。幸村は気持ちよさげに目を細めた。
「百合子があの主人に色仕掛けして仕向けたとか?」
「よしあの主人をまた吐かせるか。」悟はボタンをかけ直した。
「篠山さんホントに桃子さんと百合子と接点がないんですね。」
「あの主人が合成した写真だってば。」幸村は釈然としなかった。
「篠山さんを信用しますあの主人が何者か調べましょうか。」
「そうだな百合子との関係性が気になるもし百合子がこうやって色仕掛けをしたのなら…。」悟は幸村の胸元を指でなぞった。
「百合子は確か18でしたよね。」幸村の胸元にじんわり汗が浮き出た。
「お前ホントさっきよりもエロくなったな。」悟は色っぽく囁いた。
「俺…我慢出来ません。」幸村はゆっくり悟に近づいた。
「ったくしょうがねぇな。」二人は音をたてて熱くキスをした。