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森には動物達が暮らしています
優しいくてみんなの中心にいるイヌくん
自由気ままに好きな事をするネコくん
2人はまるで正反対
そんなある日
ニワトリくんが大慌てしています
どうしたの?
とイヌくんが聞きます
ニワトリくんが慌てながら言いました
後少しでテストなんだよ!?
なんでそんなに落ち着いてられるの!!
イヌくんはびっくりしながら言いました
ぼ,僕は自信はないけど勉強してたしあんまり緊張しないかな
ニワトリくんは泣きつくように
僕に勉強教えてください!!
と抱きつきながら喋りました
イヌくんは笑いながら答えました
仕方ないな!!
僕が教えられるところは教えるからね!
そこに偶然通りかかったネコくんに声をかけます
ネコくん!!よかったら僕たちと勉強会をしない?
ネコくんは嫌そうな顔をしながら言いました
ごめんだけど僕は断らせてもらうよ
イヌくんは悲しそうな顔をしながらニワトリくんと勉強会を開きました
翌日
テストが終わり皆んなでどこか行かないかとイヌくんがみんなに聞いています
皆んな行きたいと言う中ネコくんは言いました
僕はいいよ
みんなで楽しんできてよ
それじゃ
イヌくんはネコくんの腕を掴み言いました
そんなこと言わないで一緒に行こうよ!!!
分かった…今回だけ
と小さな声で言いました
みんなで遊んでいる時もネコくんは自由奔放で皆んなとは合わせようとしませんでした
みんなも『ネコくん空気読めなすぎじゃね?』という子も現れ空気が悪くなってしまいました
そんな時ネコくんは絵を描いていました
イヌくんは何を描いているのか気になり覗き込みました
するとネコくんが急に押してきました
イヌくんはびっくりして後ろに倒れてしまいました
その様子を見ていたみんながネコくんに詰め寄ります
なんでそんなことするの‼︎
今日ネコくんのせいで楽しくない‼︎
ネコくんは言いました
ならなんで僕を誘ったの?
無視していればよかったじゃん
僕もう帰る
怒りながら言いました
少し経ってからイヌくんが僕謝ってくるよ
と声を上げました
もしかしたらまだ間に合うかもしれない
と走り出しました
川の近くでちょこんと座っているネコくんを見つけて言いました
ごめんなさい
僕が君を無理やり連れてきておきながら楽しくできなくて
ネコくんは少しイラッと来ました
君はいつもそうやって場の空気を収めたいだけなんだろ?
別に謝んなくてもいいよ
もうすんだことだし
イヌくんが言いました
なんだよそれ
なんでそんなふうに言われないといけないんだ?
イヌくんは胸元をグッと強く掴みました
ネコくんはそれに続くようにイヌくんの胸元を強く掴みました
僕はお前のそんなふうに能天気なところが嫌いなんだよ!!
とネコくんが言いました
すると今度はイヌくんが言いました
僕も君の自由奔放なところが大っ嫌いだ!!
自由奔放だって!?
僕はいつもちゃんと理由も言って断っているだろ‼︎
イヌくん達は掴み合いながら口喧嘩をしていました
そんな時にイヌくんが足を踏み外してしまい
イヌくん達は川に落ちてしまいました
ネコくんが笑い出します
それに続くようにイヌくんも笑い出しました
本当は僕人が多いところやうるさいところが苦手なんだ
とネコくんが明かします
イヌくんはびっくりしながらも質問します
もしかして人との距離感も近いとダメなのか?
そうなんだ
とネコくんが答えます
だから僕が近づいた時に押したのか
と1人で納得しました
本当は僕全然勉強できなくてさ何回描いても覚えられないんだ
たまに自分の事を制御できない時もあってそれで周りに迷惑かけちゃったりしてさよくみんなから嫌われてたんだ
と弱々しい声でイヌくんが言いました
ネコくんもびっくりしながら言いました
君にも苦手なことがあるんだね
まぁね
イヌくんとネコくんは少し前よりも仲良くなれたと実感しました