「千鶴~笑っ」
「綾乃おはよう」
矢島千鶴は今中学三年になってた。
姉の美月も高校三年生進学するのか就職活動するのか迷ってた。
父は矢島達也、今の仕事が巧くいき昇進した。常務になり仕事に専念してるお母さんも皆の健康状況を管理してた。
煙草とお酒が少なくなり、貫禄になってきた。
下校中に姉を観た。BFなのか…
姉は姉で判断するだろ…
私にラブレターを渡された。
「は?私に…」
「友加里…この手紙誰からなの?…」
Bクラスの谷川翔馬さんからなんだけど、
「受け取れない…その人に会ってみたいけど会えるの?」
ロングヘアスタイルにしてた千鶴
「居たよ千鶴あの人だよ笑っ」
「待ってください!谷川さんですか…」
同級生と連れ添って振り向いた。
マズイ…逃げろ!!
「待ってください!」
「悪戯ならこれ破いても良いのですか?」
破りかけた時、
それやめろよ!ごめん矢島さん…
「神野」
「ごめん…新屋陽に頼まれた…」
友加里?谷川君と
「ごめん千鶴…新屋君に会って欲しい」
「あと一年足らずの命…なんだ」
「クラス違うからって病気なの?」
「癌血の病気」
…
「谷川君明日まで待ってください」
「これ私の携帯電話の番号よ…」
折り紙に書いて亀を作ってた…
「開いたら見たら分かるよ笑っ」
複雑な作り方するんだ…
「私と友加里と谷川さんと古川さんと私達会いに行くから。あと同級生とかは?…お友達いるんでしょ先生に教えてよ!」
「友加里帰ろ!」
「待ってよ千鶴~谷川君ごめんね!」
唖然とした男子生徒。
「凄いなぁ聞いてた通りの彼女なんだ…」
「可愛いしクラスで五位内の優秀な矢島千鶴なんだってさ」
翔馬?…
「俺の兄が千鶴の姉さんと付き合ってるって聞かされた…」
「何考えてる…翔馬…」
イケメンだが頭は悪い様に働くな…
江口~来いよ
夜にお母さんに聞いた。
千鶴聞きたい事あるの、
お見舞いしたいだけど同級生でクラス違ってもお見舞いしたい菅野ちゃん達と
お金出された。
「相談して皆と行く?んでしょ」
何千鶴同級生なのか…
「男の子。癌で入院してるんだって菅野ちゃんと谷川君に聞かされた」
「癌か…名前聞かせて欲しいお父さんの上司も息子が白血病で入院させられたって聞かされた…」
谷川翔馬さん私は顔は知らないけど私ラブレターもらったのよね…
「千鶴が…」
降りてきた美月が
「今谷川さんって言った?」
お父さんがその子の名前は?
「新屋、新屋陽君って言ってた!お父さん怖いって!!」
「やっぱり…新屋健一朗の息子だ…」
一年持つかわからないって嘆いてた。
可哀想に…
お父さんが私に言った。
「お前達まだ幸せだ…五体満足で病気をしてほしくない…美沙子…そうだろ…」
「そうよね…あなた…」
泣くな美月、千鶴…
千鶴千羽鶴作る?…
お姉ちゃん…
いつ行くんだ!…
お母さん御祝儀袋
あなた何言ってるのよ!お金云々じゃないって
新屋上司に世話になってる…
背はどんな子か分からないから。
何だっけ谷?
「谷川君に聞く?…」
「そうしろよ!」
「私聞いてない…」
ちょっと待ってて
「お姉ちゃん?」
谷川さんに聞いてみる翔馬君の同級生でしょ!
そうか。
バタバタ!
2階に向かった私と姉だった
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