夏目庸さんが私の自宅に見えた。
両親が驚いてた。
お付き合いさせて頂きます!、
私は受けた、
まだまだ若いからなぁ?恵さん
私は笑ってしまった、
30歳になる庸さんに甘えてた、
たまに学園まで迎えに来てくれた、
春先に
夏目家に案内された、
卒業後、家に入ってくれないか。
庸さんも最近忙しくなってた、
父親の会社に出向いたり、レストランがオープンするから
マネージャーから、仕事関係の交流、
屋敷に出入りが決まった私。
家政婦、三人、
お母さんが書道を生徒に教えてた。
弟の煌人さんが
はぁ?…兄のいいなずけ?…聞いてないよ…
26歳で風来坊
父親と一度会ったきり、マンションを持ってる。仕事場として酒はしない。
庸さんがみえて
恵さん行けなくてごめんよ。
庸先生~
上がりな。
井上、
お茶を出しに広間に出た
いらっしゃいませ…
若い家政婦?…
恵さん顔を見せなさいって笑っ
すみません…
顔をあげた私
め、恵?…
えっ…は、陽生何で此処にいるの?
俺…庸先生の付人、マネージャーに採用された…
?…
知り合いか?
大学の時の友達かな。
陽生そうか?…
はい…先生俺達、
私は立ち上がり去った。
お互いに気まずくなってた。
先生?俺店にいく。
お茶でも呑んで行け笑っ
はい!いただきます。
ごくっあ…つ…
慌てるか?。
私と陽生24歳の歳になってた。
私は正式に夏目家に嫁ぐ日、
お義母様が
恵さん…
肌が綺麗だから。
ありがとうございます笑っ
男2人だから。
笑っ嬉しいって、
お義母様のいいなりになり、
朝はお化粧するから念入りにパックしてね。
はい笑っ
私と庸さんは別々の部屋に寝てた。
洋間の大きなベッド、
庸は何時に帰れるか分からない。
お義母様に一つ聞いても良いですか?
何か…
何故お義父様が自宅に帰らないのか…
…
あの人愛人がいるのよ。
初めて聞かされた…
此処の屋敷は私の親の財産所有よ。婿と同じだから…
…
私は何も言えなかった…
ごめんなさい…よけいな事を…
良いのよあなたにもいずれ分かるのよ。庸も佐久間に似てるから気をつけてね。
はい…
兄に頼んだ。
支所に勤めてるから、
調査よ!…
高部さんに頼んで?…
樹にか…言ってみる。夏目庸か?
回りに女関係ないか…
ホテルのレストラン、リニューアルオープンが近づいた。
水木静華。
内装業を任されてた。
大人の美人、
背はすらりとしてる。女優の藤原律香に似てる。男を引き寄せる顔をしてた。
庸先生~笑っ
奥さまの恵さんがお見えですが!
待たせておけ。
お義母様に言われた、オープン記念だからこそ着物姿に
運転手の久野さんが
ドアを開けた。
庸様…
誰だって?…
庸様笑っ
着物姿の恵が…
運転手に付き合ってもらい。
しおり…
どうしたの?…
これをお義母様が
ありがとう笑っ
私をだきしめてくれた。
笑っ目の先に立たずむ、水木静華が庸様の背中を見つめてた…