テラーノベル
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ハッと桜が目が覚めた時、寝室の窓はすっかり夜だった、目をこすりながらゴロンと横を向くと、ジンが横たわってスマホを見ていた、薄暗い部屋にスマホを見ている彼の顔が青白く浮かんでいる
「ん?起きたかい?」
彼が優しく微笑んで囁いた
「・・・今何時?」
「十一時だよ」
ぼんやりした目で桜はジンを見た、四時間も寝ていたの?そんなに?、でもガチガチに凝っていた肩は、睡眠で今は心地よく緩んでいたので、しっかり寝たことが自分でもわかった
「ヨンジュンは?」
「寝てるよ」
むくっと起き上がって二人のダブルベッドに隣接されたベビーベッドをのぞき込むと、小さな体を大の字にしてスヤスヤ眠っているヨンジュンがいた
「ごめんなさい・・・この子泣かなかった?」
「おりこうにしてたよ」
よかった・・・と言うことは今日のグズりは乗り越えたんだ・・・しかしヨンジュンの黄昏泣きは明日もある、明後日も、きっとまだまだ続くだろう
桜の方にかがみこんでいるジンは風呂に入ってとても爽やかな香りがして落ち着いていた、彼は自分に比べて生命力を発散して、疲れを知らない強さを持っているように見える、桜は彼からそのエネルギーをほんの少しでも分けてもらいたいと思った
「ありがとう・・・ヨンジュンの面倒を見てくれて」
「例には及ばないよ、特に何もしていない」
「私にはとても大きなことよ」
桜はジンの首に腕を回してキスをした、目を閉じ・・・口を開いて彼の舌が入ってきてくれるのを桜は待った、入ってきたら存分に味わった
優しく、さぐるようなスローなキス・・・桜の背中を優しく上下に撫でてくれている、その思いやりに満ちたキスに育児で緊張していた心が解きほぐされ、力を抜いてジンに全体重をかける、この安堵感がたまらない
おなかに彼の硬いものがあたる、さらに桜は身をよじってジンにしがみつく
「・・・あの~・・・桜さん?」
「なぁに?」
ジンが頬を染めて言う
「その・・・僕の勘違いだったらすまない・・・もしかして・・・したいの?」
桜はコクンと頷いで潤んだ瞳でジンを見つめた、彼が逃げていかない様に両腕を首に回す、ジンはためらっているのか目が泳いでいる、胸が不規則に上下し出している
「でも・・・いいのかい?君は産後で育児に疲れているし、僕はいくらでも待てる―」
「いや」
溺れている人が命綱にすがるようにジンの温かい体に桜がのっかり、しがみついた
「私はもう待てない」
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コメント
3件
ジンさん、桜ちゃんを愛して安心させてあげてね💕(∩´∀`∩)💕
もう🤭ジンさんったら〜😁 遠慮なくどうぞっ🫱 めくるめく夜を💓 ヨンジュン起きないで🙏
ジンさん桜ちゃんの望みを叶えてね❤️今はジンさんの妻なのよー!母親はちょっとだけお休み😘
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