テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
教室に担任が入ってくる。
話したいことがあるような感じで入ってきた。
僕はやっぱりこのクラスか。と確信した。
担任「えー突然ですがこのクラスに転校生が来ます。」
クラスの男たちが女!?女かな!巨乳?顔かわいい?女の子たちが男かな!?イケメン?どう?どういうタイプ来るかなー。と話し始めた。
担任「女の子が新しくこのクラスに来ます。」
ドアから美しい女の子が入ってきた。
担任が挨拶するよう言う。
???「今日からこの転校して来ました!」
教室が静まる、その女の子の言葉をじっくり聞く。
美夏「才女 美夏って言います、今日からよろしくお願いします。」
教室が再び美夏が入ってくる前のように騒ぎ始める。
担任「はーい静かに。美夏さん、あそこにいる京斬くんの隣に座ってくれるかな。」
僕は自分の席の隣に来ることまでわかっていた。美夏はそういう女だからだ。僕は美雪の方を見る。頬をぷくっと膨らませ拗ねていた。
僕はスマホで美雪に「安心して。」と送った。
「今日も京斬の家行く、絶対だからまた甘やかしてもらわないと機嫌直してあげないから。 」返信が来た。やっぱりか、と僕は思った。
なんとなくこうなることまでわかっていた。
「どっちみちあいつも家いるぞ?」僕は返信した。変に言われるより正直に言った方がいいと思ったのだ。
「いいの!!とりあえず家行ってイチャイチャするの!あの子の目の前で見せつけてやるんだから!」めちゃくちゃ嫉妬してて少し口元が緩んだ。ニヤニヤしてしまった。
「笑うんじゃない!」追いLINEが来た。見られていた。美雪の方を見て、ごめんとジェスチャーした。
僕は昔、今美雪と仲良くなる前にもう一人仲のいい子がいた。それが美夏だ、好奇心旺盛で活発。正直相手をしていると数分で疲れるほどよく話すし、よく動く。しかも、構わないと怒って引っ張ったりしてくるため構ってあげるしかないのだ。
美夏「久しぶりだねけいくん。」
美夏は昔から僕のことをけいくんと呼ぶ。
「久しぶり。」
僕は、軽く返した。
美夏「冷たい。久しぶりだよ?久しぶりに幼馴染にあったって言うのに!何その反応〜!もう!けいくん!」
美夏は僕の制服や頬を引っ張ってきた。少しくらい成長しているかと思っていたがまったく変わっていなかった。変わったところといえば、何故か胸の発育だけすごい進んでいるくらいだろうか。
「だいぶ見た目変わったな。」
美夏「でしょ!胸とか大きくなったから!」
#異世界転移
花月夜れん
2,595
57
403
たぷんっと胸を揺らす。
「学校だぞ、やめろ。」
美夏「はーい。相変わらずけいくんは冷たいな〜。」
昔よりはほんの少しだけウザさはなくなっていた。
今日はなんとか、ほかのクラスメイトが美夏の周りにいてくれたため僕は美雪とイチャつくことができた。
放課後、僕の家。ソファで座るとすぐに美雪と美夏が寄ってきて腕にくっついてきた。
「あの….暑いんだけど。」
美雪「今日、甘やかすって約束したよね?」
有無を言わさない目と顔をしていた。口答えしたら多分面倒くさいことになるだろう。
美夏「幼馴染と久しぶりに会ったんだからいいでしょ?ね?ダメ?」
うるうるした目で言ってきた。多分断ったら泣き始めて面倒くさいことになる。
つまり、為す術なし。断れば必ず面倒くさいことになる。
美雪「ちょっと、くっつきすぎじゃない?才女さん」
美夏「あなたの方こそ彼女でもないのにそんなにくっついていいの?」
美雪「私は未来の彼女ですから、あなたに取られる気はないですから。それに、私と京斬は相思相愛で永遠を誓い合いましたから。そして!さらに、彼女でないと言っても京斬とはあんなことやこんなことまでしましたから。」
美夏「例えば?」
美雪「例えば…..色々ですよ!才女さんが想像する限り色々! 」
美夏「そんな色々したふたりならキスくらいできますよね?」
美夏はニヤニヤしながらこっちを見てきた。
美雪は覚悟を決めた目でこっちを見てきた。
唇が近づいてきた。
コメント
1件
9 話目、転校生・美夏の登場で一気に緊張感が増しましたね。幼馴染の美夏と「未来の彼女」を自称する美雪——二人が主人公の腕を巡って火花を散らす構図が面白いです。特に美雪の嫉妬混じりの「あんなことやこんなこと」発言と、美夏の「キスくらいできますよね」という対決の流れ、そしてラストの唇が近づく場面。ここで切るのはずるいです! 続きが気になります。