(渚side)
私はただ今、ベッドの上に正座し、お泊まり用のボストンバッグの中身を広げ確認作業をしている。
スキンケアオーケー、化粧ポーチオーケー、可愛い部屋着オーケー、手土産に職場で販売されてるコーヒーのギフトセットオーケー。一つ一つしっかりと指差し確認をし、最後にたどり着いたものは……。
──勝負下着、オーケー。
「……よし!」
花木さんから今から迎えにいくと連絡がきて30分が経った。ベッドに広げた荷物をバッグに詰め込み、意気込む。お泊まりをせがんだのは私。つまり今日、絶対に伝えるんだ。
(エッチがしたいって!)
そう考えてしまうと、脳内は花木さんでいっぱいになる。
早く会いたい。あの、蕩けてしまいそうなくらい甘く癒される声で名前を呼んでほしい、細いのに筋肉がしっかりついた男らしい腕で、ぎゅうって苦しいくらい抱き締められたい。あの優しい唇でキスしてほしい。あわよくば、も**************
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