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今回初のノベル挑戦です。初めてなので、おかしな面もあるかもですが、ご了承ください。
遥輝「……なぁ、工藤」
工藤「んだ?どうしたよ」
遥輝「工藤ってさ、好きな人とかいるのか?」
工藤「はぁ?マジでどうしたお前」
工藤「………いるよ」
遥輝「……そうなんだ。誰誰~?教えてよ~」
工藤「教えるわけねーだろ」
遥輝「む、ケチ!」
工藤「ケチで結構。」
遥輝「むー……あ、そういやさ」
工藤「あ?今度はなんだよ」
遥輝「この前テニスの大会で優勝したんだ!」
工藤「おー、すげぇなお前(頭ナデナデ)」
遥輝「えへへ!ありがと!工藤は卓球どうなの?上手に出来てる?」
工藤「あぁ、俺もこの前個人戦優勝だ」
遥輝「工藤もか。凄いね!」
工藤「俺からしたらあんな広いコートで走り回れるお前の方がすげぇよ」
遥輝「卓球はあんまり知らないけど、あんまり動かないもんね」
工藤「まぁな。にしても、お前そんな運動得意だったか?」
遥輝「ん?部活してたら早くなったんだよ。」
工藤「早くなりすぎだろ……今年の持久走一位全部お前だぞ…」
遥輝「そういう工藤も二位で僅差だったじゃんか」
工藤「昔はあんなに運動音痴なお前に抜かされたのが屈辱的だ…」
遥輝「酷くないかな!?」
工藤「はは、冗談だ冗談」
遥輝「はぁ、良かった」
工藤「ただ、あれだな」
遥輝「どれだよ」
工藤「運動も勉強も出来て、顔もいいから、さぞかしモテるんじゃねぇの?お前」
遥輝「…………」
遥輝「うん。確かに最近女子から告白されることは多いよ」
工藤「ならいいじゃねぇか。いやぁ、お前に恋愛面でも先k」
遥輝「工藤」
工藤「……んだ?」
遥輝「……お前、もうすぐ誕生日だったよな」工藤「あ?いや…誕生日は結構前n」
遥輝「これ!俺から誕生日プレゼントだから!市販のだけど、受け取れよな!」
工藤「は、はぁ!?」
遥輝「そんじゃ俺帰るから!明日嬉しかったか聞かせろよ!(顔赤らめながら)」
工藤「お……おう……?」
工藤「なんだったんだ………?」
工藤家工藤の部屋
工藤「今日のあいつ変だったな……ってか、もう明日バレンタインか……早いな……」
工藤「……まさか、これチョコか?んなわけねぇか。あっても友チョコとかだろ。あいつ市販って言ってたし」
工藤「それに、あいつは弟みたいな感じだしな」
工藤「とりま開けるか」
(開封)
工藤「…………」
工藤「これのどこが市販のやつなんだよ!?」
箱の中には……店に売ってるようなチョコと一緒に、1からチョコ作りをしてる写真があった。あと、ビデオテープも
工藤「…とりあえず、ビデオテープ流すか」
ビデオテープ内
夏夢「今日は遥輝が意中の相手にチョコを渡すからチョコを作るよー!」
遥輝「夏夢!それはあんたもでしょ!」
夏夢「あはは、ごめんって」
遥輝「今日はチョコを作るよー!」
夏夢「んで、気になってたんだけど…………」
夏夢「なんでカカオがあるの?」
遥輝「ん?チョコの材料だって聞いたから」
夏夢「バレンタイン間に合わないわよ市販のチョコまず買ってきな
遥輝「はーい!」
現実
工藤「………そうかよ」
工藤「………(モグッ)」
工藤「………うめぇ」
工藤「こりゃ、ホワイトデーちゃんと返さねぇとな」
工藤「感想も言うか明日」
翌日案の定遥輝はチョコを沢山渡されており嫉妬と憧れの目線の的だった。遥輝は困惑してあわあわしていた。
遥輝「…あっ工藤!」
工藤「おはよ。昨日のあれ、美味かったぞ」
遥輝「そう?なら良かったよ!」
工藤「ったく」
遥輝「ん?」
工藤「嫌なんでもねぇ」
遥輝「俺は好きだよ。工藤の事」
工藤「………はっ!?」
遥輝「工藤が好きな人いるって言うから話すのやめたんだよ」
工藤「……そうだったか、すまんな。嘘ついて」
遥輝「嘘?」
工藤「あぁ好きなやつがどうこうってやつだ。」
工藤「好きな人は居ない。俺のその席は開いてるけど…座るか?」
遥輝「ふぇっ!?(顔赤らめて)」
遥輝「……わ、わーったよ……座らせてもらうぜ……!」
工藤「…おう。これからよろしくな」