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人々が繋ぎ紡ぎ上げた欠片達を終わり始まるのを羨ましかった。
孤独故に作り上げた空想のお城。
それで心のドアを閉ざした僕のプライド。
『隠し事をしてました。
失うのが怖かった。』
やっと現れたお城の住民。
あなたからくれた愛に最初は戸惑いました。
僕の孤独に寄り添った。
でも本当に解ってくれてるの?
『同情なんかやめてよ!
貴方になんか分かってる溜まるか!』
「大丈夫だよ、本当にその心は辛かったんだね。」
愛を握って 温かみを齧って 涙零して 何処か嫌で暴れてしまった。
それでもあなたはそれを受け入れひろって見せた。
窓の外から生き合う群衆の愛達を見つめ本当の一番大切を避け続けた。
孤独で出来てしまった体は 久しぶりの愛の陽だまりに溶けるのを許さない。
後悔するのも嫌だ。
失うのも嫌だ。
貴方に愛を貰ってばかりじゃ嫌だ。
傷つくのも嫌だ。
貴方に出会わない未来の方が良かったのかな。