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🌟🎈(nrkr)/宇宙
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合六さん…
その人物は、
私たちの″ボス,,に当たる人だ。
表向きはゴーシックスコーポレーションの代表。
裏では闇組織を牛耳る人…
そんな人の命令であれば、必ず従うのが当たり前。
私たちは店の前で儀堂さんの姿が目に入り、
無言のまま背後に佇立する
儀堂「…無言で後ろに立つなよ怖いだろ」
気配に気付いたらしい、儀堂さんはそうぽつりと呟き
静かに後ろを振り向いた。
冬橋は「行け」と言わんばかりに無言で顎を上げ、
先を促す。
儀堂が歩き出すと
冬橋も再び足を動かす。
『……』
…しかし私は、ハヤセ洋菓子店をぼんやりと見続けていた。
二人が遠ざかっていく足音にも気づかないまま。
冬橋「…おい。」
ぼんやりと店先を見つめ立ち止まる私に気づいた冬橋は、
後ろを振り返り呼び掛ける。
『!』
彼の呼び掛けにふと我に返った私は、慌てて正面へと視線を戻した。
冬橋「早く来い」
『…今行く。』
私が一歩踏み出すと、静止していた二人も再度足を動かした。
『……ハヤセ洋菓子店…ね。』
ーーある日の夜。
合六さんから
合六さんが経営している店に来いとの呼び出しがあった。
霧矢はいなかった。
一香さんと儀堂さんと迎えに行っているためだ。
なので今、私と冬橋は特別個室の扉前で待つことに。
互いに一切口を開かず、
沈黙が続く。
…一香さんと儀堂さんが到着するまで、この沈黙は続くのだろう、と
考えていた刹那。
冬橋「…おい」
あの冬橋が珍しくこの沈黙を破った。