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侑君は一度体を話そうとしたけど
〇〇)このまま、、聞いて
そう言うと、また 優しく抱きしめてくれた
侑)無理に話さんでもええで?
降ってくる言葉に首を横に振る
何度過呼吸してから
〇〇)前の、彼氏のときにね
侑)…おん
侑君が拗ねた気がしたけど
〇〇)誕生日のプレゼント、渡そうと思って、色々雑誌見たり、調べたりしてでも難しくてわかんなくて
〇〇)本人に直接聞いてみたらよくわからないメーカーの靴って言われてでもそれ、ちょっと高くて、デザインが似てるやつ探してそれをプレゼントしたんだけど…
「は?これ俺持ってんだけど」
「同じやつとかいらねーし」
「てか、俺欲しいの言ったじゃん」
「あれ高ぇから買わせようと思ったのに」
「お前まじ使えねぇ」
「おめでとう、とか言うなら俺が欲しいもんちゃんと用意しとけよ」
「これなら貰わなくても同じだわ」
「あぁ、でもこれはこれで売れるか」
思い出しただけで涙が出てきた、口にしたらもっと辛くなって
侑君の服を強く握ってた
〇〇)ッだから、もう、そういうの、は、や、やめようって思って
侑)もうええ、もうええて
〇〇)…ッ
侑君も強く私の体を包む
なんで涙はすぐ止まってくれないんだろう、ある程度の時間は経ってるのに
忘れるって難しい
私が泣いている間ずっと
侑君は強くぎゅーってしてくれて
その匂いにも安心して、もっと涙が溢れてくる
それから少しして落ち着いた、鼻水を啜っていると
侑)先輩、男見る目ないなぁ
〇〇)え
侑)どこが良かったん?そいつ、なんでなんで好きになったん?
〇〇)…んと、なんか、友達の紹介で、
侑)アホか
〇〇)…ごめん
侑)そんなん、その男が阿呆なだけや、つーかなんやその話聞いてるだけで胸糞悪いわ
〇〇)ごめん…
侑)なんで先輩が謝んねん
ゆっくりと体が離れる
侑君は両膝を曲げて座ると私の顔を見上げて、頬に手を添える
侑)俺なら、先輩から貰ったもんなんでも嬉しいねんけどなぁ
〇〇)…もう、持ってる物でも?
侑)おん、先輩から貰った方使うわ
〇〇)欲しいのと違っても?
侑)先輩が用意してくれるもんならなんでもええもん
〇〇)なんでもいい…困る
侑)ほなら、欲しいもん言うてもええ?
「……」
侑君が欲しい物をちゃんと用意できるのかなって不安とか心配ばかりでまた、同じこと言われたらどうしよう
怖いし、逃げたい
侑)俺んこと見て
下に顔を下げてたからか
侑君が私の両手を握りながら言う