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古流斬
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87
チタコロ
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第四章 地獄編
第四話「交渉決裂」
間の世界。
酒呑童子と古流斬は静かに向かい合っていた。
沈黙を破ったのは古流斬だった。
「一つ確認する。」
「今の僕には選択肢がある。」
酒呑童子は黙って聞く。
「閻魔につくか。」
「それとも、あんたにつくか。」
「どちらを選ぶかは自由だ。」
古流斬は静かに笑う。
「だから聞く。」
「見返りは何だ?」
「それ次第で答えは変わる。」
酒呑童子は腕を組み、不敵に笑った。
「簡単だ。」
「俺の副官になれ。」
「共に新しい世界を作る。」
「現世も地獄も、俺が支配する。」
「その右腕がお前だ。」
古流斬は数秒間考え込む。
「……。」
やがて、小さくため息をついた。
「それだけ?」
酒呑童子は眉をひそめる。
「不満か?」
古流斬は肩をすくめる。
「メリットがないな。」
「僕はもう死んでる。」
「権力にも興味はない。」
「副官になって何を得る?」
酒呑童子は黙り込む。
古流斬はその反応を見て笑った。
「交渉っていうのは、お互いに利益があるから成立する。」
「でも、その話じゃ僕には何もない。」
酒呑童子の表情が険しくなる。
「……つまり。」
古流斬は酒呑童子の言葉を遮る。
「じゃあ。」
「閻魔につく。」
その一言で空気が一変した。
酒呑童子から凄まじい妖気が溢れ出す。
「……後悔するぞ。」
古流斬は静かに刀へ手を添えた。
「させる気か?」
酒呑童子は金棒を肩に担ぐ。
「なら、力ずくで従わせる。」
古流斬は微笑む。
「交渉決裂だな。」
「だったら、次は戦いで話そう。」
間の世界に二つの強大な気配がぶつかり合う。
世界の運命を左右する戦いが、今始まろうとしていた。
――第五話へ続く。
コメント
1件
いやいやいや!!!第78話まじで痺れた〜〜〜!!!😭🔥 古流斬くんが酒呑童子の誘いを「メリットないな」って一刀両断して閻魔側選ぶとこ、主人公らしくてかっこよすぎません!?!?🥺💕 しかも「交渉っていうのは…」からの冷静な切り返し、頭の良さが滲み出ててめっちゃエモい。 最後の「交渉決裂だな」からのバトル突入、続きが気になりすぎて夜しか眠れないんだけど!!??早く第五話読みたいよおおお😭💫 今回も神回ありがとうございます…古流斬さん最高です✨✨