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【どうせ叶わぬ恋なんだ】
第8話 ゆあん、いきなりどうしたんだ？
※放課後だよ
えと 「でも、なんで？」
のあ 「…（これまでの事を話す」
えと 「そんな事が…」
えと 「その子達、今頃どうなっているんだろう…」
のあ 「探してみましょう…」
一方あの子達は
少し遡る…（放課後）
どぬく「ｶﾋｭｯーｶﾋｭｯーｶﾋｭｯー」
うり 「俺の真似をしろ！」
うり 「吸ってー吐いてー」
どぬく「すぅ〜ｶﾋｭｯは〜」
どぬく「すぅ〜は〜」
どぬく「ありがと、うり。」
うり 「ううん」
どぬく「でも、大丈夫？」
うり 「うん…耐えれる」
？✕？「ちょっと来てくれるかな?」
うり 「はっ、？」
うり 「ポチポチ、送信…」
うり 「助けて…」
うり 「ﾄﾞｻｯ」
タッタッタ
たつや「うりー！どぬく！」
ゆあん「どこだ？」
ゆあん「ん？あれ？うりのスマホじゃね？」
たつや「ほんまや！どぬくとうりは？」
ゆあん「…もしかして」
たつや「どぬくの、見てみる…」
たつや「結構離れとる！」
ゆあん「なっ！行こう！」
たつや「待ってくれ」
ゆあん「は？」
たつや「じゃぱぱたちを頼ろう」
ゆあん「どうして？」
たつや「信頼しているんだ」
ゆあん「…」
それはたっつんが
両想いって確信しているから
互いに信じ合っているから
俺は確定じゃない
俺達は信じ合っていない
ゆあん「羨ましいよ、たっつんが…」
たつや「え？」
ゆあん「俺らの気持ち、たっつんには、わからないよ」
あれ？違うの
こんな事、
言いたいわけじゃないの
こんな事、
言いたくないのに…
ゆあん「たっつんはいいよね。両想いなのは変わらないんだからさ」
たつや「ゆあん？ｽｯ（触れようとする」
ゆあん「触んな！ﾊﾞﾁｯ（はじく」
たつや「いきなりどうしたんだ？ゆあん。今はそれでどころじゃ…」
ゆあん「お前にはわかんねぇよ」
たつや「え？」
ゆあん「うるせぇよ。話しかけてくんな」
たつや「ゆあん？」
ゆあん「ついてくんな！勝手にしとけ！」
たつや「…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」
なんで…
いきなりあんな事、
言うの？
ゆあん、なんで…
たつや「ｸﾞｽｯそれどころじゃないんだった…」
メール
たつや「助けて。どぬくとうり、さらわれたんだ」
じゃぱ「は？」
たつや「今すぐ皆に伝えて」
じゃぱ「あぁ」
じゃぱ「たっつん！！！」
たつや「じゃぱぱ（ﾆｺｯ」
じゃぱ「嘘の笑顔でしょ。泣いた後もあるし、ゆあん君は？どこに行ったの?」
たつや「…今はそれどころじゃない」
なお兄「どこに行ったんですか」
たつや「なおきりさん…すみません。分からないです」
なお兄「一緒に居たんじゃないんですか！？」
たつや「一緒に居ました。けど…」
たつや「でも、どぬくとうりの方が緊急事態です」
ヒロ 「何があったんだ？」
たつや「俺達…が見た時には、このうりのスマホがあったんです」
たつや「でも、この場所にいるはずなのに、いませんでした。そこで、皆、過去に色々あったので、スマホにGPSをつけているんです」
たつや「どぬくの位置をみたら、離れて居たんです」
もふ 「この場所に、行ってみよう」
第9話に続く
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