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#꒰ঌ匿名ちゃん✟໒꒱
꒰ঌ 匿名ㄘャん ✞ ໒꒱
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ホウ酸
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るい
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ポテサラ
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世界には、変えられないものがある。
例えば、
春が来れば桜は咲いて。
夏になれば蝉が鳴いて。
秋は紅く染まり。
冬には雪が降る。
それと同じように。
――君は、必ず死ぬ。
「……また、ここか。」
朝日が瞼を照らす。
聞き慣れた鳥の声。
カーテンの隙間から差し込む光。
時計を見る。
午前6時37分。
変わらない。
何度繰り返しても、この朝だけは。
「はぁ……。」
深く息を吐き、天井を見上げる。
夢じゃない。
また戻ってきた。
昨日へ。
いや。
正確には――数か月前へ。
机の上には、一冊のノート。
ページを開けば、細かな文字で埋め尽くされていた。
『三十七回目』
『駅前の交差点。トラック』
『回避成功。15分後、落下事故』
『病院へ搬送。21時4分、死亡』
『失敗』
その下には、乱れた文字。
『四十八回目』
『学校を休ませる』
『家から出さない』
『原因不明』
『死亡』
『失敗』
『五十九回目』
『最後まで一緒にいた』
『俺が身代わりになる』
『意味なし』
『死亡』
『失敗』
「……六十回目。」
小さく呟く。
ノートを閉じる。
ページが擦れる音だけが、静かな部屋に響いた。
助けられなかった。
何度やっても。
何度死んでも。
制服へ袖を通す。
鏡を見る。
少しだけ疲れた顔。
けれど、その瞳だけは諦めていなかった。
「⋯今回は、大丈夫。」
誰に言うでもなく呟く。
玄関のドアを開ける。
春の匂いがした。
学校までの道。
あと132歩で角を曲がる。
3匹の猫が塀の上にいる。
向かいの家のおばあさんが花に水をやる。
全部。
全部知っている。
角を曲がった、その先。
「……あ。」
聞こえた。
少しだけ高い声。
制服姿の青年が、困ったように辺りを見回している。
風が吹いて、黒髪が揺れた。
――会えた。
胸の奥が熱くなる。
思わず駆け出しそうになる足を止める。
駄目だ。
いつも焦る。
いつも話しかけ方を間違える。
いつも距離を縮めようとして失敗する。
だから今回は。
ゆっくりと歩く。
青年がこちらを見る。
「あの。」
俺は笑った。
「道、迷った?」
青年は少し安心したように笑う。
「はい。学校ってこっちで合ってますか?」
「うん。一緒だよ。」
「ありがとうございます。」
その笑顔を見た瞬間。
俺は胸の奥で、小さく呟いた。
――六十一回目の、初めまして。
NEXT=♡1000
新連載です(人 •͈ᴗ•͈)
コンちゃんとらっだぁのお話です。
学パロです。
あんまり続き書いてないから更新遅いかもしれない…()
コメント
2件
ちょっと見るの遅れた(´・ω・`)めっちゃ次の展開気になるー!相変わらず口角は戻ってきませんwのんびり待っとくけん、焦らずのんびり書いてね☺︎ふゅうさんの趣味を否定する人は、叩き潰しとくから安心してね!