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数日後
「おはよう」
家から出ると昨日も聞いたほわほわした声が聞こえる
「おはよう!」
透にまた朝から会えて嬉しくてついテンションが高くなる
「おぉ、元気」
「うん!おかげさまで!」
「良かった」
そのまま2人で学校に向かっていると透が急に立ち止まった
「……あ」
「え?」
「ねこ」
道端を小さな猫が横切っていく
透の目が少しだけ輝いた
「かわいい……」
そのまましゃがみ込み
じーっと猫を見る透
「後ろついてくる」
「ほんとだ〜!透って昔から動物に好かれるよね〜」
「そう?」
「そうだよぉ〜私には全く来ないし」
「でもさ透ってほんと猫みたい」
「なんで?」
「マイペースだし、ふわふわしてるし……/」↑自分で言って恥ずかしくなった
「ねこ好きー」
透は嬉しそうに猫を撫でる
すると猫が突然
透ではなくひかりの足元へ擦り寄ってきた
「わ!?えっ!?」
「おー」
透が見上げてくる
「ひかりも好かれてる」
「そ、そうなのかな……?」
すると透が
「でも……」
「?」
「ひかりにはぼくが居るからねこが懐かなくてもいいんだよ」
といってきた数秒間止まっているとあることに気づいた
「ねぇもしかして」
「?」
「透さ、猫に嫉妬してる?」
と少し笑いそうになりつつも聞いてみると
「う〜ん?そうなのかな?」
「ひかりに近づくねこ見てると何故かもやもやってする…」
「ふふっなにそれっかわいい」
笑いをこらえていたが透の答えが可愛すぎてつい笑ってしまう
「?……かわいい?」
「うん!透かわいい!」
「う〜んそっか、でも……」
「”ひかりのほうがかわいいよ?”」
「ッ!?!?///」
いきなりそう言われびっくりしてると
「早く行こ〜遅刻〜」
「う、うん!///」
学校についても私の顔の熱はまだ全然引いていなかった
かわいいって何!?しかもあんな自然に……!
その後学校で私はずっと透の言葉を引きずっていた
「ひかりのほうがかわいいよ?」
思い出すたび顔が熱くなる
「……っ///」
机に突っ伏していると
「ひかり?」
すぐ近くから声がした
顔を上げると
透がパンを片手にこちらを見ている
「今日ずっと赤いねぇ」
「透のせいだよ///」ボソッ
「ぼくのせい?」
小さい声で言ったが近くにいたからか透に聞こえてしまったようだった
透はきょとんとしていた
近い
付き合ってもないのになんでこんな自然に隣来れるの…!?
「ねぇ透……」
「んー?」
「かわいいとか簡単に言わないで……///」
「なんで?」
「恥ずかしいし///」
透は少し考えるみたいに黙り込む
そして数秒後
「でもほんとのことだよ?」
「っ……!!!///」
私はまた机に突っ伏す
透はそんな私を見ながら
不思議そうに瞬きをする
「ひかりって、ぼくがかわいいって言うとすぐ顔隠す〜」
「ッ……///」
透はいきなり私の髪をふわっと触った
「さらさらー」
「〜〜〜っ!!!?」
油断してた
完全に不意打ちだ
顔を上げると
透は楽しそうに笑っている
その無邪気な顔に
また胸がぎゅっと苦しくなる
やっぱり私は
今日も私は透が好きすぎた
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