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第3章「学園祭に潜む亡霊」その10
その後、昼休みや作業終了後の時間を使って、修介、姫乃、天城は、岡島を交えて話をした。
岡島の様子を観察していたが、今のところ露骨に怪しいところはない。
「明日、もう一回肝試しで回ったところを探すってことでいいわね」
「今度は昼間に行くから、何かしらヒントがあるよきっと!」
撤収直前、人が少ない講堂の一角を使った話し合いが、ひと段落ついた頃。
「『でもせっかく休みなのに、ほんとに明日でいいの?』」
「だからゆっくり調べられるんじゃない! 前回あたしたちが行ったの夜だったし、大して調べてもないからさ」
「『なるほど』」
天城と岡島のやり取りを見つつ、修介は覚悟を決めて口を開いた。
「あのさ岡島、前に俺と一緒に人影を見たときのこと、覚えてる?」
「……」
修介の声を聞いて、岡島は頷く。
「あのとき言ってたのって、どういう意味だった***********
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