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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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これは本当に見ても見なくてもってやつです


私はストレスが溜まった状態で日光に当たると体の皮膚がボロボロになってしまうんですよ

初めてなった時すごく怖くて、震えが止まらなくて、周りからも気持ち悪がられて、親にもちょっと引かれて、それこそ一人ぼっちだったんです

でもその症状がバレないように暑い日も長袖を着て、人と関わるのが怖いからいつも本を読んで、人と話すと足が震えるから極力問題を起こさないように人と話さないようにして

それである日事件が起きたんですよ

その頃はある年上の女の子と一緒に登校してたんです。その子は私の事情も知っててその事を承知の上で仲良くしてくれたんです。で、いつも通りその子と帰ってたんですけど、その日雨が酷くてあまり前も見えいくらいだったんです。それでもう一人の友達が

「停電もあるっぽいから気をつけてね」

って忠告してくれたんです

私達はわかったって言って学校を出ていつもの道を雨にうたれながら帰ってたんです。その時私が信号が点滅していることに気づかなくて二人で横断歩道の近くまできてて、そしたら急にすごく鈍い音がして、クラクションのなる音とエンジンがかかる音があちこちからして見てみたら横断歩道の真ん中で二台の車が衝突してて、その状態を避けようとしたのか一台の車がこっちに向かって来て私を友達が押して、代わりにその子が車と壁に挟まった状態になって、そしたらその運転手が車をバックしようとした所をあるおじいさんが

「それ以上動かしちゃいかん」

「それ以上動かしたら…」

って言い出したんです。

動かしたら何?そんな目の前で人が死んだみたいな顔で友達を見つめないでってそしたらちょんちょんって誰かに触られてる感覚がして振り向いたらその子が瀕死の状態で

「私ちゃんと話せてる?生きてる?」

って言ったんですだから

「大丈夫話せてるよ生きてるよ」

って震えながら言ったんですで、心配してる私にその子ニコッって笑って急に泣き出しちゃって

「怖いなぁ死にたくないなぁ」

って言って私も死んで欲しくなくて辛い思いして欲しくなくて、一番泣いちゃ行けないのに泣いちゃって。その後病院に搬送されたけど命は助からなくて

そこからはもう反省しかなくて

あの時私が病院に連絡してたら

私が泣かずに笑って安心させてあげれたら

死んだのがあの子じゃなくて私だったら


何度も何度も思って

その子のお葬式の時も私がこの目であの子が死んだのを見たのに

私が気づいてなかったから死んじゃったのに

誰も私を責めない

どうして?なんであの子が死ななければいけなかったの?って繰り返し思ってごめんなさいごめんなさいっていつも謝って

私が生きてる意味は?あの子が居たから私が居たのに

生きる価値をくれたのにって

もっと他に方法があったはず



もう一回やり直したいな

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