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しばらく走っていると、やがて警察署が見えてきた。
自分「!」
まず目に飛び込むのは、
燃える建物、
人の泣き叫ぶ声、
耳を塞ぎたくなるほどの轟音、
崩壊、
正しく地獄、襲撃らしい様子だ。
自分「……人が居ないな。」
入口に置かれたカメラ、最近では様々な仕事に能力者がいる。TVのカメラマンなどはステルス系が多いらしい。
能力を利用して撮影に来たところ巻き込まれたのか?
自分(とりあえず、建物に入るか、)
建物内を散索していて目に映るのは、いくつもの遺体。 警察の者であろう銃を持ったもの、襲撃者であろう武器を持たぬもの、ざっと見ても80は超える。
自分(さてと、来たはいいものの何をするか。)
などと考えていると、
???「死ね!」
と誰かの叫び声と共に体が沈む。
自分「っ!!」
???「ははははっ」
???「誰も俺に逆らえねぇ、皆頭を下げるしかねぇんだよ。」
自分(重力操作?それとも運動量操作か。)
自分「お前が、襲撃者か?」
???「当たり前だろ?警察の姿してねぇんだからよ。」
???「……つか、お前警察じゃねぇな?」
???「何者だ?」
自分「安心しろよ、少なくとも警察じゃない。」
自分「けど、お前らの味方でもない。」
そう言うや否や僕はそいつに接近する。
???「な!」
男は手を構える。 が、僕のナイフが先に届く。
???「痛ってぇ!」
自分「動くなよ。動いたら命は無いと思え。」
???「どうなってんだよ。なんで動けんだよ!」
自分「運が悪かったな。僕には効かないんだよ。」
???「クソが。」
男が大人しくなるのを見て僕は言う。
自分「で、だ。お前はボスの命令で動いてんのか?」
???「どうしてその事を。」
男は唖然としている。
自分「ちょっと色々とあってな。」
???「俺をどうするつもりだ。」
自分「人質……いや、案内役にするつもりだ。」
???「今、人質って言ったよな?」
自分「言ってねぇよ。」
???「いや、今のは絶対i」
自分「とにかく!お前は案内役だ。下手な事をしたら殺す、いいな?」
しつこいな。
???「わぁったよ。」
自分「ところでお前の名前は?」
???「言いたくねぇ。」
自分「そうか。」
男「で、案内ってどこにだよ?」
自分「お前の能力は重力操作とかだろ?爆発の能力者のところに連れてってくれ。」
いるのは分かってる。
男「分かった。」
男「言っとくけど、仕方なくだからな?俺は死にたくねぇから従うだけだからな??」
自分「分かってるよ。」
そう言いながら僕は思った。
と。