「今宵、満月の日に会いましょう。」
Story.5
「もう、ここへは来るな。」
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
涙が頬を伝っていく
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
馬鹿だなぁ。
私。
キーンコーンカーンコーン…
友達
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
地面を蹴って
前へ前へ走っていった。
あの森へ
怒られても良いや…
私は
どうしても
あなたに会いたい…
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
いつもの道を走ってきたはずなのに
そこに森はなかった。
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
永瀬 紬
ここに来てはいけないの…?
3年間、部活に励み
何もなく過ぎ去った
高校時代。
あなたがいないと
魂が抜けたみたい…
私はあなたがいないと
無理みたい…
永瀬 紬
永瀬 紬
友達
友達
友達
永瀬 紬
永瀬 紬
何事も笑顔で…
皆には迷惑をかけないように
私は高校を後にした。
今日、卒業したよ。
セト。
私、大学生になるの。
永瀬 紬
永瀬 紬
スマホのライトを道にかざしながら
ゆっくり家に向かう。
永瀬 紬
永瀬 紬
行くだけ…
見るだけ…
きっとそこには
森なんてないでしょう?
でも、期待してしまう。
あなたがあの森にいるって事を。
永瀬 紬
森がある!!
永瀬 紬
私は走って森に入っていった。
ザッ…ザッ…ザッ。
草を踏む感触が懐かしい。
永瀬 紬
少し前へ進むと
人影が見える。
永瀬 紬
見つけた。
永瀬 紬
セト
セト
セト
ーto be continuedー
コメント
19件
うわぁぁぁっ!
森が消える!?
どうなるの????