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学校にて
ミカ
あ、来たきた
シュウト
疲れた～委員会長すぎんだよ
ミカ
まぁまぁ早く帰ろ？
シュウト
あいよ～あ、ちと待っててくれ！
シュウト
教室に忘れもんした！
ミカ
はーい早めに取ってきてね～
タケル
なぁミカちょっといいか？
ミカ
んー？なーにー？
タケル
ちょっとこっち…
ミカ
え、うん
そのまま屋上へ行った
シュウト
あれ？ミカの奴どこいった？
屋上
ミカ
いやいや無理だよ
タケル
…だよ
ミカ
え？
タケル
何でだよ！
タケル
何で俺じゃダメなんだよ！
ミカ
それは私が好きじゃないからだよ！だから無理だって言ってるの！
タケル
こうなったら…
ミカ
うわっ？！
地面に押さえつけられた
ミカ
ちょっと何するの！
タケル
うるせぇ！こうなったら俺の物になってもらうからな！
ミカ
(シュウト…助けて)
タケル
早く俺の事好きだって言えよ！
ミカ
嫌だ！私には好きな人がいるの！
タケル
あ？！誰だよそれ！教えろ！
タケルは私の首を締めてきた
ミカ
シ、シュウト…よ
タケル
ちっ！シュウトの奴かよ！
タケルは首から手を離した
ミカ
ゲホッケホッ…
タケル
シュウトさえ殺せば…
ミカ
ちょっと何言ってるの？
タケル
シュウトさえ殺せばお前は俺のもんだ！
タケルはそのまま走っていった
ミカ
ちょっと！
ミカ
(どうしよ…シュウト…ごめんね)
ミカ
(とりあえず教室に戻ろう…)
教室
ミカ
あれ？私の荷物とシュウトの荷物がない？
タケル
おい
ミカ
え？うっ…
私は思いっきり殴られてそのまま気絶してしまった
ミカ
ん…
ミカ
ここはどこ…？
目が覚めたら私は屋上にいた
タケル
お？目が覚めたか？
ミカ
んー！んー！
タケル
口塞いでるから喋れる訳ないだろ
タケル
今からガムテープ外してやる
ミカ
……ぷはっ！
ミカ
ちょっと…何でこんな事するのよ！
タケル
なんでだと？お前があいつの事好きになるのが悪いんだ
ミカ
はぁ？タケルが勝手に好きになってるだけじゃない！
タケル
また首を締めるぞ
ミカ
やれるもんならやってみなさい
タケル
ちっ…まぁいい
タケル
あ、あとお前に知らせだ
ミカ
何よ？
タケル
シュウトは帰ったからな
ミカ
え…
ミカ
(何でシュウト帰ったのよ…)
ミカ
うう…うう…
タケル
ん？泣いてんのか？
ミカ
うるさい！
タケル
うるさいやつだな…少し黙らせてやる
その時屋上のドアが開いた
シュウト
いい加減にしろよタケル
ミカ
え？シュウト？！
シュウト
さっきから聞いてればクソみたいな事言いやがって…
タケル
は？何でお前がここにいんだよ
シュウト
俺がミカを置いて帰るわけないだろうが…
ミカ
(良かったシュウトが来てくれて)
タケル
クソが…でも俺にはナイフがあるんだぞ！
シュウト
あ？それがどうした
タケル
へへへ…
ミカ
うっ！
タケル
少しでも動いてみろ！
タケル
動いたらミカの頸動脈を切る！
シュウト
やってみろよ…！
ミカ
(もう私死ぬのかな…)
その時シュウトが動いた
タケル
動いたな！
タケル
ミカの頸動脈を切らせてもら…
その時タケルから抑えられてた手が離れた
タケル
いってぇ！いってぇぇぇ！
シュウト
ふぅ…
シュウト
ミカ大丈夫か！
ミカ
え、うん…ありがとうね
シュウト
あぁとりあえず帰るぞ
帰り道
ミカ
シュウトありがとうね
シュウト
それはもう分かったって
ミカ
いて…
シュウト
ん？どうした？
ミカ
足ちょっと切ってたみたい
シュウト
たく…仕方ねぇな…ほら
ミカ
え？
シュウト
おぶってやるから早く乗れ
ミカ
だ、大丈夫だよ！
シュウト
うるせぇ！早く乗れ
私はシュウトにおぶられたまま寝てしまった
ミカ
シュウ君～
シュウト
ん？どうしたの？
ミカ
将来私を守って！
シュウト
当たり前だよ！僕がずっとミカちゃんを守るよ！
ミカ
絶対だよ？
シュウト
うん！
私は目が覚めた
ミカ
ん…今の夢？
シュウト
お、目覚めたか？
ミカ
うわっ！
シュウト
何でそんなびっくりしてんだよ笑笑
ミカ
えへへ
シュウト
てか何か夢でも見てたのか？
ミカ
え？なんで？
シュウト
結構寝てたからさ
ミカ
うん…幼稚園の時の夢…
シュウト
そっかぁ…
ミカ
ねぇ
シュウト
ん？
ミカ
シュウトは何で私と一緒に帰ったり
ミカ
今日だって守ってくれたの？
シュウト
ん？そんなの理由なんてねぇよ
ミカ
(やっぱり覚えてないよね…)
シュウト
お前と約束しただろ
シュウト
ずっと守ってやるって
ミカ
え？覚えてたの…？
シュウト
おう
シュウト
てかお前の事…だし
ミカ
え？
シュウト
お前の事好きだからずっと守ってやらないとダメだろ？
ミカ
え？…えぇ？！
シュウト
な、なんだよ！
ミカ
いや私もシュウトの事好きだったから…
シュウト
え？お前も俺の事す、好きだったのか？
ミカ
う、うん…
シュウト
じゃあ両思いだったんだな！
シュウト
いやー良かった良かった！俺だけ好きかと思ってたぜ！
ミカ
ねぇシュウト
シュウト
ん？
ミカ
私の事好き？
シュウト
大好きだ
ミカ
じゃあこれからも私の事守ってくれる？
シュウト
当たり前だろ
シュウト
昔からの約束だ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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