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涼太

…はぁ……

涼太

疲れた…

彼が大股で去って行ってから ため息をついた

涼太

(久しぶりにこんなイライラした…)

翔太のことを 聞いてくる人はしょっちゅうだけど

あんなとっかかってくるやつ 初めてだったな

涼太

(…佐久間、ね)

最初に話しかけてきた時の 人懐っこい目

怒ってるときの ギラギラした目…

涼太

(…よく吠える…犬みたいな)

涼太

(そんな感じだった)

 

翔太

…涼太?

涼太

…え?

涼太

翔太?

ふと振り返ると ひょこっと顔をのぞかせた 幼馴染の姿が

翔太

一緒に帰ろうと思って…

翔太

探してたら、たまたま

涼太

…もしかして聞いてた?

翔太

気まずそうに 翔太の目線が逸れる

聞かれてたのか…

涼太

ごめん、見苦しかったよね

涼太

忘れて

翔太

っ……あのさ

 

翔太

涼太は…

翔太

俺のこと、好きだったりしないよな?

 

涼太

…まさか、笑

涼太

翔太に恋なんてしないよ

翔太

…笑

翔太

よかった

『翔太のこと好き?』

何度も周りに 言われてきた質問だ

…そういえば カッとなって言っちゃったけど

佐久間… 翔太のこと好きなのかな

涼太

(なんでだろう…)

涼太

(ずっとモヤモヤしてる)

このモヤモヤの正体は

いつか知ることが できるのだろうか

帰り道

大介

大介

(あ“ー、イライラするっ!!)

大介

(宮舘むかつく!!)

幼馴染だからって なんか…なんか!

態度が腹立つんだけど!!

大介

(結局全然聞き出せなかったし…)

大介

(…どうしよう)

大介

(…もし、ほんとに宮舘が渡辺くんのこと好きだったら…?)

あの幼馴染は 結構手強い気がする

蓮なら勝てる気がするけど…

大介

(うわぁぁ〜っ!!)

大介

(やばいよぉ…)

俺は帰り道 一人で頭を抱えた

翌日

 

辰哉

…え?喧嘩した?

大介

そうなの…

大介

別に俺は謝る気ないんだけどさ

いつもと違って しょぼんとした佐久間君

どうやら昨日 宮舘くんと喧嘩したらしい

大介

宮舘、もしかしたら渡辺くんのこと好きかもしれなくて、

大介

蓮のライバルになるかも…

えっ…宮舘くんって

渡辺くんの幼馴染だよね…?

大介

うん

幼馴染ポジションは 絶対に手強い

話聞く感じ 怒ると怖そうだし…

…負けそう

康二

めめが弱気なの珍しいなぁ!

だって、本気で恋したの初めてだし…

 

翔太

…何の話?

 

うわっ!

肩をツンツンされたから びっくりして飛び上がってしまった

どうやら知らぬ間に 渡辺君が登校してきたみたいだ

康二

あっ、えっ、わわ渡辺くん!?

大介

珍しーねー!話しかけてくんの

翔太

だから、何の話?

全員の動きが ギクッと固まる

大介

あっ、あー、えーっと…

辰哉

ちょっとした世間話!笑

康二

あ、そうそう!世間の話をな!

翔太

…へぇ?

渡辺君は明らかに 納得してない顔をして

椅子に座りなおした

大介

辰哉

あのさ、嘘下手…

辰哉

お、俺クラス戻るわ…

大介

俺っちもー…

康二

俺トイレ行ってくる~…

はぁ…

一人取り残された俺は ため息をついて

授業の準備を始めた

 

翔太

…目黒、好きな人いるの?

 

え“っ…!?

声がして 反射的に振り返ると

俺の服をちょっとつまんで こっちをじっと見ている渡辺君が

(びっっくりした…)

翔太

…質問に答えてほしいんだけど

あっ…ごめん

翔太

さっき話してただろ

翔太

本気で恋したの…どーたら

渡辺君、そこ聞いてたんだ…

えっと…あれは……

あー……

翔太

…なんなんだよ、笑

翔太

目黒まで嘘下手なの

渡辺君がかすかに笑った

…!//

翔太

いるんだろ、好きな奴

(言っていいのかな)

(本人…目の前にいるのに)

でも、ちょっとは意識してくれたり… するのかな

…い、る

いるよ。好きな人

翔太

…ふーん

翔太

ま、聞きたかったのはこれだけだから

渡辺君が立ち上がって どこかへ行こうとしたから

俺は慌てて

ちょっと待って、!

と腕を掴んで止めた

翔太

…何?

振り向いた渡辺君は 動揺したような顔

あのさ…

なんで、好きな人のこと聞いてきたの?

翔太

…えっ…?

翔太

なんで…って

渡辺君は視線を落とし 黙ってしまった

…?

あまりにも静かになったので 気になって顔を覗いた

翔太

~~~っ!?///

翔太

見んなバカ!!

耳まで赤くなった渡辺君に 思いっきり怒鳴られ

俺の手を振りほどき 彼は逃げ出してしまった

”だって、本気で恋したの初めてだし…”

最初それを聞いたときは こいつも恋とかするんだな、と思った

同じクラスになって知ったが 目黒はそのルックス、性格の完璧さゆえに すごくモテる

だから、最初は 単純な興味で尋ねたはずだった

翔太

目黒、好きな人いるの?

そうしたら しばらく口ごもった後に

…い、る

いるよ。好きな人

まっすぐ俺を見て答えてきた

翔太

(へぇ…やっぱり本当なんだ)

翔太

(誰なんだろう)

ふと、自分の気持ちが すごく沈んでいることに気づく

目黒を見てると 胸がもやもやするというか…

翔太

(ま、気のせいだよな)

そう思って立ち上がり 教材を取りに行こうとすると

目黒に引き留められた

目黒に掴まれたところから 服越しに体温が伝わってくる

あのさ…

何で好きな人のこと聞いてきたの?

なんで…って 単純に気になったから…

…あれ?俺ってなんで、

その好きな人って誰だろう、って考えて 不安になってるの…?

翔太

(…俺って)

翔太

(まさか、)

翔太

(目黒のこと、好きに――)

そんなわけない、と言い聞かせても 鼓動は高まる一方で

顔がみるみる熱くなって

翔太

(違う、ルックスに騙されてるだけ)

翔太

(他人に関心もない俺が、好きになるわけ…)

そんな矢先 顔を覗き込んできた目黒と ばっちり目が合って

そのあと 目黒に何を言ったのか どんな行動をしたのか

俺は全く覚えていない

ぬっし

お疲れさまでした!

ぬっし

しょっぴーー!!!

ぬっし

めめなべはこれだからいいんですよね

ぬっし

これから両想いになるまでの過程をお楽しみください(⌒∇⌒)

ぬっし

いいねコメント、フォローぜひ✨

ぬっし

ばいばーい

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コメント

19

ユーザー
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えっ?えへへへへ ちょとまって!!!! 舘様もしかして、さっくんのこと...???

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