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後藤はる

なんで、

後藤はる

やっぱり無理なのかな、

道枝駿佑

何泣いてるん

そう言って私がかけてるメガネを外す彼

そんな彼に

恋をしました

証拠〜バスケ部2人の恋物語〜

『始まりの2人』

後藤はる

今日も無理、

後藤はる

いつになったら上達するんだろ、

いつもバスケは置いていかれる私

今日も上達せず先輩に 「いつになったら上手くなるの?」

そう言われる日々

後藤はる

なんで、

後藤はる

やっぱり無理なのかな、

私にバスケは向いてなかったのかな、

また泣いちゃう

泣いても変わらないそうわかってても、涙は止まらない

道枝駿佑

何泣いてるん

彼は道枝くん

私と同じバスケ部で彼は私よりも断然バスケは上手く

キャプテン(代役)としても活動している

そんな彼が泣いてる私を見て 私のかけてたメガネを外した

道枝駿佑

ほら泣いてる場合ちゃうやろ?

道枝駿佑

俺が練習付き合ったるから

道枝駿佑

バスケ、やろ?

後藤はる

え?

道枝駿佑

ほらはよ始めやな学校閉まるで?

後藤はる

あ、うん

こうして私にコーチが付き

部活動の練習が終わったあと2人だけで練習をしていた

道枝駿佑

ここはもっとこう!投げる

後藤はる

こう?

道枝駿佑

うーん、こう?

後藤はる

こう?

彼のこうが思うように行かず

彼の体が私の体に密着して

道枝駿佑

こう

後藤はる

わ、わかった

私が顔を真っ赤にしていることなんて気づいているのだろうか

道枝駿佑

じゃあ今日の練習はこれで終わり!

後藤はる

あ、ありがと

道枝駿佑

またあした明日は俺の家でね!

後藤はる

え?家?

道枝駿佑

あ、俺の家知らないか、

道枝駿佑

じゃあここの前のカフェで!

後藤はる

OK!わかった!

道枝駿佑

じゃあ!

そう言って私に背を向け帰っていく

彼の隣を歩きたいのに歩きに行けない、

それがもやもやしちゃう

明日か、連絡先は持ってないし

家の住所も知らない

彼のことは何も知らないと言える

だから明日こそは彼のこと知って彼と話せるようになって

彼に少しでいいから近づきたい

そんな思いで明日を迎えた

学校の前にあるカフェは 高校生に人気のイマドキ系のカフェ

料理は美味しいし 内装もいい感じ

それにイケメンの店員がいるとか、何とか

とりあえず中入ろっと

後藤はる

わぁ

向井康二

あ!いらっしゃいませー!

後藤はる

あ、こんにちは

向井康二

席ご案内しますね!

向井康二

ここの席どうぞ!

後藤はる

あ、ありがとうございます

向井康二

ゆっくりしてってくださいね

この人がイケメンの店員さんか

確かにイケてる

顔のパーツ キラッとしたSMILE 時々出てくる関西弁

なんかいい

道枝駿佑

あ、はる!

後藤はる

道枝くん!

道枝駿佑

ちょっとここでゆっくりしてからにする?練習

後藤はる

そうだね

道枝くんと話してる時ってなんか落ち着く

これは恋なのか、

泣いたあの日から

笑顔になったこの日

それは恋がもたらしたことだったんだ、

証拠〜バスケ部2人の恋物語〜

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コメント

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神作キター

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ユーザー

また来ました!神作!続き楽しみにしています!😊

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