クリスマスソング

Attention

こちらは腐向け、nmmn作品になっております。

そしてsrmfでback number様の

「 クリスマスソング 」の曲パロになっております。

少し早いですが、 それでもいいよ！という方はどうぞ✨

ｷｰﾝｺｰﾝ…

どこかで、12時を知らせる鐘が鳴って、

なんて、らしくない言葉か浮かんで。

冷たいような、温かいような冬風が心地良い。

脳裏にまふの笑顔が覗く。

聖夜だかなんだか知らないが、延々と繰り返される歌と

わざとらしく煌めく街のせい、なのかな

なんて思う回数が、

会えないと痛いこの胸が、

まふに対しての感情を教えようとしてくる。

そんなの、とっくに気付いているのに＿＿

笑顔で横を歩いていく母娘に頬が緩む。

子供の頃憧れたその人に頼んでも、

仕方の無い恋だ。

『 愛、伝えてみませんか？ 』

なんて丸文字で可愛らしく飾られたポップを見つけ

目に入る青の華。

伝えても伝えても伝えきれないから、簡単に言えば…

はしゃぐ恋人達は、トナカイの角がついたカチューシャを髪につけている。

良く恥ずかしくないなあ…

…別に、羨ましいとかそういうんじゃないけど。

ぼそりと呟くと、白いいきがふわりと舞う。

まふが喜ぶプレゼントってなんだろう。

俺にしかあげられないような＿＿＿

もしも、

なんて言って、

なんてかえってきたとしても

そんな小さな事じゃ嫌いになれない程

かなり惚れているんだ。

小さく発したその気持ちに、気付いてほしい。

さりげなく、街の中で長身の白髪を探したりしている

あ、でも。

こんな日には他の誰かと笑ってるかな。

ふと思った旬なん、胸の奥の奥が苦しくなる…

できればで良いから、横にいてほしくて。

どこにも行ってほしくなくて、

頭の中は俺だけがいい、なんて。

でもそんなこと伝えたら、

しかも、もっと伝えたい事あるし…まとめると、