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これはまだ。
僕が5歳の時の話
僕たちが住む町に大きな津波が襲ってきた
10mほどある。大きな大きな津波
5歳の僕からしてそれはまぁでかかった
青
青
お母さん
お母さん
青
僕たちはある建物の中に避難していた
外には男の子が1人。
大人は沢山いるのに誰も助けに行こうとしない
助けようとするのは僕の母だけだった
青
5歳の僕でも分かった。
きっと母さんが行ったら死んでしまう
だから母さんを必死にとめた
お母さん
母さんは僕の方をみて
しゃがんで僕に目線を合わせ僕の方に手を置いて言った
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
青
お母さん
お母さん
母さんの目が少しうるうるしていた気がした
母さんは男の子の方へ走っていった
青
青
男の子が助かった。
母さんは居ない
青
青
僕は知ってる人で母さんしかいない
お父さんは僕が産まれる前に居なくなったんだって。
母さんがいなくなったら僕はどうしたらいいの、?
どこにいるの、お母さん
青
2020/10/5
僕のお母さんはしんだ。