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しほ
看護師
医者
技術者
しほ
目が覚めたら、謎の人々に囲まれていた。
看護師
不穏な言葉が飛び交う。
「冷凍保存者」?「監視室」?
動こうとしても、いつの間にか入れられていた筒から出られそうにない。
看護師
医者
医者
技術者
医者
しほ
テレビの電源を消したように、意識が途切れた。
しほ
ケント
しほ
ケント
ケント
しほ
ケント
ケントは端的に、今の状況を説明してくれた。
私はコールドスリープから目覚める機械の実験に使われたこと。
今は2785年で、私は2018年から冷凍されていること。
なぜ私がコールドスリープすることになったかは記録が残っていないこと。
ここにいる限り"ドクター"の所有物であるが、一応来客としての扱いになるため、ケントは私の言うことに従うよう言いつけられていること。
ケント
しほ
ケント
しほ
ケント
しほ
ケント
しほ
しほ
ケント
しほ
ケント
しほ
なぜ私が眠りについたのかは分からない。
だが、700年も未来の街を見学していくのは、
なかなか面白いだろう。
しほ
ケント
しほ
ケント
しほ
見慣れた街のはるか未来は、とてもスタイリッシュにまとまっていた。
悪くいえば殺伐としている、というのかもしれない。
だが未来の街というものは、無条件で心躍るものであった。
ケント
しほ
ケント
しほ
ケント
しほ
独り言のような質問にも、ケントは丁寧に答えてくれた。
名物のよく分からないスイーツを食べたり、
日本一高いというビルに登ったり、
たっぷり観光させてもらった。
ケント
しほ
ケント
なにもかも変わってしまった街を見て、未来を改めて実感した。
しほ
700年後の未来で、私は覚悟を決めた。
とある病院にて
母親
看護師
母親
看護師
母親
母親
母親
医者
母親
医者
母親
母親