エレベーター緊急停止ボタン…
それは
安全装置のひとつとして 付けられている
では 何故付けられるようになったのか
知りたくないですか?
※実話を元にしたフィクションです
私
またあしたー
友人
まったねー
私はとある街に住んでいる高校生
家は小さなマンションの5階にある
今日もエレベーターで帰ろうとした時だった。
ポチッ
ウィーン……
エレベーターのドアが開いて
私は乗り込んだ。
ドアを閉めようとした時だった。
ガッ!
私
( ºωº; )ビクッ
男
・・・。
会社員みたいな男性が乗ってきた。
私
(この人…)
私
(なんか怖い……)
その後 エレベーターは4階で止まった。
男
・・・。
私
(降りていった……)
私
(4階に住んでるのかな・・・)
私
(꒪∧꒪ ;)ゾクッ
顔だけ振り返った男は ニタリと笑った。
そして
男
男
5階で待ってるね
私
(あっちは……)
私
(階段!?)
エレベーターのドアが閉まると同時に
男はダッシュで階段を駆け上がった
私
(あと少しで5階に……)
私
(着いたら直ぐに家に駆け込もう…)
私
(そうすればきっと……)
私
ヒッ!
エレベーターが5階に着くと
さっきよりもゾッとする笑顔で
エレベーターの前にいた。
ガー……
男
クスクスクス
私
(ナイフっ!?)
私
や………やめ……
ビュッ
ザシュ
男
クスクスクス
スタスタスタ……
男がどうなったのか
僕には分からないけれど
この事件がきっかけとなり
エレベーター製造会社は
「緊急停止ボタン」
を付けるようになったという。