コメント
11件
個人的に🍣くんのお父さんに🐤くんの師匠やって欲しい笑 今回も面白かったです!
だぁぁ…好きです…… 「俺勇者でした」に笑っちゃいましたw お互いの家に突撃していくの可愛くて好きです() 次回も楽しみにしてます👐🏻
俺もサインください……() みんなの家巡りなんか凄い お父さんまんま同じテンションなの血やなぁ…
期末...?花粉....?来年受験生.....?? 人生って厳しいなぁと思うタイミングが増えましたね。ガキが何言ってんだって感じですけど...()
2025/01/27投稿
第61話
「自慢のパーティー①」
紫
水
紫
紫
赤
流れで泊まり流れで朝ごはんをいただいている最中。 初兎ちゃんが聞いてきた。
魔王討伐のなんやかんやもあるだろうし、あまり長居はできない気がする。
紫
桃
紫
桃
桃
紫
青
桃
赤
水
水
紫
紫
『スキーやりたい!!!』
紫
水
水
青
黄
赤
桃
コースというか普通にただの山道。 木生えてる地面ガッタガタだし所々急。 確実に初挑戦のりうらたちが滑る場所じゃない。
紫
赤
青
赤
ズリズリと板を引きずり、坂になっている手前でぴょんっと飛ぶ。
赤
思ったより道がガタガタで体が揺さぶられるが、5秒もすれば体幹が戻ってきた。
赤
黄
桃
青
※滑る気のない大人組
紫
赤
紫
結局全員滑って全員転けた。 思ったより雪が積もってたみたいで、あんまり痛くはなかったけど自力で立ち上がれないからヘルパー(初兎ちゃん)をみんなで待つ羽目になってた。
なかなか楽しい。王都も雪は降るけどこんなに積もらないし滑る場所もないから貴重な体験だったなぁ。
青
黄
水
赤
紫
水
赤
水
赤
水
赤
桃
黄
なんか聞こえるけど知ーらない。
おじいちゃん
紫
水
「飲むか」と聞きながらも、手に持っている盆にはもう7つのカップが湯気を立てて置かれていた。 いつの間に淹れたんだろ....
覗き込むとブラックだった。 実は飲めない。ミルクどばどば入れたやつのほうが好き。
赤
おじいちゃん
赤
おじいちゃん
桃
青
赤
と言いつつもいただいたミルクを容赦なく自分のカップにそそぐ。 一緒に出された角砂糖も2個入れた。
紫
水
赤
赤
水
赤
水
赤
黄
至近距離で睨み合っていたりうらたちの肩をぐいっと引っ張るアニキ。 アニキに言われると止まるしかない。 お互い大人しく座ってコーヒーを口にする。
青
まろからトドメの一言を受ける。 「ほら見ろ」とほとけっちに視線を送ると、向こうはなんともなさそうに笑っていた。
余裕そうでムカつくけど、多分そういうところが大人と子供の差なのだろう。
紫
黄
紫
紫
赤
青
紫
紫
おじいちゃん
桃
水
おじいちゃん
桃
赤
黄
桃
赤
水
紫
青
黄
桃
紫
水
赤
桃
おじいちゃん
桃
赤
水
桃
結構あの日は1泊して、朝に出発してないくんの師匠の家までやってきた。 今はちょうどお昼前ぐらいだ。
桃
桃
水
青
桃
桃
赤
桃
赤
桃
青
黄
桃
紫
初兎ちゃんはどこをどう聞いてOKと言えるのだろうか。問題しか感じないが。小さい頃から知ってたら慣れるのものなのか...??
でも引き返すこともできないので、了承せざるおえないのは確かである。
桃
赤
ドンドンッ
桃
桃
シーン...
水
水
ドンドンドンッ
桃
シーン...
桃
赤
青
桃
ないくんが苦笑いしながらドアノブに手をかける。
さっきまで力強く叩いていたドアは、なんの抵抗もなくすんなりと開いたのだった。
ガチャッ
桃
赤
マテック師匠
マテック師匠
赤
なんかすごい仙人みたいな人。 いかにも師匠って感じで、たしかにナイフを投げてきそうだと納得してしまう風格がある。
鋭い目で「礼儀知らず」と言われて喉の奥を息がかするが、ないくんに「怯えなくていいよ」と笑われた。
桃
紫
水
青
黄
マテック師匠
赤
いきなり6人で乗り込むのはたしかに礼儀知らずだと今更だけど思った。 ごめんなさい師匠さん。
桃
桃
紫
桃
水
桃
黄
桃
青
桃
赤
桃
「愛弟子」って自分で言うんだ...
桃
桃
マテック師匠
桃
マテック師匠
桃
紫
マテック師匠
"あいつ"とは、初兎ちゃんのおじいさんのことだろうか。 と考えると、だから初兎ちゃんとないくんの間に面識があったのか。
こちらも隠し通されてたんだな。 師というのは隠し事が多いものなのかもしれない。シェイラも俺に隠れてなにかコソコソやるのが上手かった。
桃
マテック師匠
マテック師匠
桃
紫
赤
水
青
水
黄
桃
いつのまにか台所らしき場所に移動していたないくんが、床からなにか引っ張りだしてきた。
桃
手には立派なお酒。
桃
『絶対ダメ!!!』
桃
マテック師匠
マテック師匠
桃
マテック師匠
ないくんの師匠との接し方は、パーティーメンバーとの接し方と似ているようでまた別なようだ。
一緒に過ごした年数なのか、お互いの性格なのか、思いっきり心を許している感じがする。 圧倒的な信頼を置いているんだと思う。
素敵だなぁと思った。 ないくん、心做しか楽しそうだし。
水
桃
水
まるで自慢の子供かのようにないくんの肩を叩く。 たしかに、その話題があった。
マテック師匠
赤
桃
マテック師匠
黄
マテック師匠
桃
赤
やはり弟子は師に似るのだろうか。 というかそんな無茶振りをされても困る。
水
マテック師匠
桃
マテック師匠
桃
桃
マテック師匠
桃
嘘だ。自分の服の袖いじってちょっと不貞腐れてるの見てわかるもん。
ないくんの一番の強敵は師匠さんからの「おめでとう」なのかもしれない。
黄
青
紫
水
赤
マテック師匠
桃
マテック師匠
桃
マテック師匠
桃
桃
紫
赤
あったことやったこと聞いたこと、全てを省長に報告する。 初兎ちゃんがスキーの話までし始めた時は、ないくんのチョップが頭に飛んでいったけど。 デジャブかな。
省長
省長
紫
赤
気持ちの面なんて聞かれると思っていなかったらしく、面食らったような顔で曖昧な返事を返す初兎ちゃん。
正直俺はまだこの人の事が嫌いだ。 俺とまろにグループ脱退を支持した省長の顔がフラッシュバックしてたまらない。
今更優しくされても信じない。 敵対心が剥き出しなのは自分でもわかっていた。
省長
省長
ちゃんとこちらの意見を聞いてくれるらしい。反映されるかされないかは別として、ずいぶん尊重される立場に昇格したようだった。
紫
紫
桃
桃
水
桃
桃
省長
省長
省長
桃
青
桃
桃
赤
ないくんの言う通りだった。
東の果てのダンジョンを攻略して舞い上がっていたが、俺らはまだまだパーティーとして未熟だ。 勇者パーティーという名こそあるものの、本当に実力がそこまで到達しているとはお世辞にも言えない。
「経験値」というのは大きな壁だった。 努力だけでは乗り越えられない、長い年月の必要なものだ。
俺も死にかけたんだっけ。 まだ自身が未熟なことを理解できておらず、飛び出して赤龍に殺されかけた。 足の傷は、まだ跡が消えていない。
省長
桃
桃
紫
桃
桃
桃
なんて宣言をするのだろう。 普通に考えて無理だ。そんな濃い1年間を過ごせる気がしない。
赤
水
省長
黄
省長
省長
省長
省長
覚悟の決まった顔でそう問うてくる。 返事は、喉の奥で突っかかってなかなか出なかった。
しかし、隣のメンバーの顔を見ると、自然と不安が消化されていってしまう。
「御意」と、6人の声が揃った。
紫
青
水
黄
赤
桃
青
青
桃
ないくんがカバンからノートを取り出してさらさらと書き始める。 口頭で言えばいいのに躊躇なく紙を使うところが贅沢だなぁと思った。
桃
紫
桃
黄
桃
桃
桃
ノートにはそのまんまの文言が書かれていた。 「〜6月頃まで 修行」 言ってるいることはわかるが、それで10年分の経験を積めるのだろうか。
水
桃
桃
桃
赤
青
桃
赤
紫
紫
黄
紫
紫
紫
黄
紫
半年間、各自王都を離れて修行するということだろう。 その考えは無かった。
たしかに、一度個々の実力を見つめ直すことでパーティー全体の強化に繋げるのはもっともの提案だ。 きっといい結果が出るだろう。
だけど__
赤
桃
赤
青
赤
それはこの前経験したばかりだ。 辛い思いはもうなるべくしたくない。
紫
赤
赤
赤
離れていても心は1つだと知っている。 たとえ1人王都に残っても、それは"独り"ではない。
みんなが頑張るのならりうらも頑張れるし、みんなだって1人で戦うのだから。 俺だけ弱音を吐こうとするほど、もう弱くは無い。
紫
赤
紫
赤
紫
水
水
水
「僕も一緒に頑張りたいから」と、こちらに笑いかけてくる。 胸が痛くなるくらい嬉しかったけど、言葉にできなくて、こちらからも笑顔を送った。
紫
青
桃
青
青
赤
青
青
青
赤
水
青
青
母がベルリナ家の白魔術師で、父が黒魔術師の教師....? 白魔と黒魔が結婚というのは、世間的にありえないことだとされている。
青
桃
水
赤
水
青
まろの言うことはもっともだった。 個人情報をほいほいと出してくれるような警備では無いだろう。
水
水
水
紫
青
紫
赤
青
桃
黄
紫
水
青
青
紫
紫
桃
赤
黄
青
水
青
水
青
青
まろってこういうとこあるよね。 いい性格だと思う。
おまけ
桃の父
桃の父
桃
桃の父
水
紫
青
黄
赤
桃
桃の父
赤
桃
赤
桃の父
赤
桃の父
赤
↑毒使いの血が騒いで大興奮中
赤
桃の父
桃
続く