私たちは転生者です

ボクもその時はまだ小さくてあまり覚えてはいないんだけど、

あの日はとっても晴れてて、 そんな日は公園へ行こうって

たしかバスケをしてた。 昨日買った新しくてちょっと固かったらしい。

ｶﾞｼｬﾝ!

パスの練習で事件は起きた

「パスするよ〜」が聞こえてなかったみたいで

ﾀﾞﾝｯ

音が聞こえた途端振り向いて

ﾄﾞｶｯ

ボールは李玖の胸あたりに当たった。

ﾄﾞｻｯ

当たりどころは悪くて

ボールが当たってはいけない時にボールが当たってしまった

※これは本当にあり、心臓が大きくなる15/1000秒の時で強い衝撃を受けると心臓が痙攣してしまい、二歩ほど歩いた瞬間に心臓振盪(心臓が痙攣し始めること)を起こし、心臓が止まってしまうこと

まさにこの状況⤴︎

救急車に乗ったり

手術したりしたけど

ダメ、ダメ、ダメ

そして逝ってしまったんだ

可哀想だと思ったボクは、助けた。

痛い。

心臓が痛かった

こんなにも残酷なことがあるんだと。

それから母は、狂っていった。

毎日

挨拶を交わし、

悔しさと憎しみを込めて殺人をし

それと同時に悪党やスパイなどもして、 ボスになった。

華麗なボス、綺麗なボス、 いろいろ言われていたが、下の子達も

気に入った子たちはできなかったみたい

それでも、殺してしまいそうだったから、

家族となった。

それから家族は増えていって

数年がたったある日

人を生き返らせる⁉︎特大ニュース‼︎

転生とは何か‼︎調査編‼︎

人を生き返らせることについてインタビュー‼︎

生き返らせる

耳にしたボスは、調べに調べ、ボクのところへ来た

なんで来たかって？ボクの能力だからだよ。

ボクはずっと見てたから、 そんなことすぐにやってやった。

でもそれは李玖のためにならないとやっと気付いたんだ。

けれど生き返らせるとは、転生させると同然。

本物にすることはできなかった。

ボクはボスに暴力を振るわれた。

そらそうだよな。本物ではないんだもの。

けれど最近知った。

本物にもできるということ。

けれど、李玖の場合は、 まだ幼い頃に逝ってしまったから、

子供を転生して入れるのは少し心が痛んだ。

だから体だけ成長させる能力を勉強し、

今の李玖の見た目となり、李玖の心となった

母は大喜び。

それを知って李玖を探していたというのだ。