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薄暗い部屋の中から…

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薄暗い部屋の中から…

4 - 4.薄暗い部屋の中から…(完)

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2018年06月16日

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祐樹

っただいまー!

莉亜

…ゆうき君。おかえり…

祐樹

はぁー!疲れたー!

祐樹

いつも遅くなってごめんな!大会近くってさ!

莉亜

…う、うん

祐樹

莉亜♡

ぎゅっ

彼が私の身体を抱き締めた。

莉亜

祐樹

りあがいるから頑張れる♡

莉亜

祐樹

っん?どした?なんか元気ないぞ?

莉亜

あっ。うん。

莉亜

なんでもない…

祐樹

うん?

莉亜

あのさぁ…

莉亜

私ちょっと通信制限来ちゃってさ…

莉亜

なんかないかな?

祐樹

莉亜

ポ、ポケットWiFiとか持ってない?

祐樹

祐樹

持ってない。

莉亜

そ、そか…なら大丈夫!

祐樹

そ、そうだよね。

そんなはずないもんね。

よかった。

私の感違いよ、ね。

祐樹

俺お風呂入ってくるわ!

莉亜

うん♬ご飯用意しとくね!

祐樹

おう!

…で、でも気になる…

こんな事いけないけど…

莉亜

(ごめんね。ゆうき君。携帯見させて貰うね…

パチッ

莉亜

(こ、これ…!!

莉亜

(…そういえば…あの時!!

莉亜

(…。

………。

祐樹

ねぇ。何見てんの?

莉亜

ゆ!ゆうき君!!

祐樹

彼氏の携帯見るなんて…

祐樹

浮気でも疑った?

莉亜

ご、ごめんね!

莉亜

ちょ、ちょっと気になっただけだから!!

祐樹

…。

莉亜

あっ!野菜買い忘れたんだった!

莉亜

ちょっと行って…

バンっ

彼が壁を強く叩きつけた。

莉亜

…っ

祐樹

見た?

莉亜

莉亜

…うん。

祐樹

まじかー見ちゃったかぁ。

莉亜

あ、あのさ…私の写真…なんであんなに沢山あるの?

祐樹

…それは…

祐樹

それは前からだいぶ好きだったんだよ!

莉亜

え。

祐樹

だからお前の可愛い瞬間隠し撮りしてた\\\

祐樹

ごめんな!俺こそw

莉亜

…う、うん……。

祐樹

あ!野菜買ってくんだよな!

祐樹

一緒に行こうか?

莉亜

ううん。ねぇ…ゆうき君。そ、その前に聞きたい事があるの…

莉亜

携帯…このプライベートフォルダって何かな?

祐樹

…っはは!いや!それはちょっとエロい画像とかだよwほら、お年頃の少年だろw

莉亜

それに、この、ゆうき君の携帯に繋がってるWiFiは?

祐樹

…こ、これは知らない近所のやつたまたま繋がったんじゃないか?w

莉亜

ううん。それだけじゃない。前…ゆうきくん。私が捕まってる時……

莉亜

…警察が山の中に入れてくれないって言ったよね?

莉亜

…なんで私が山の中にいるって知ってたの?

祐樹

…っ

莉亜

…薄暗い部屋にいるから気がおかしくなる…って

莉亜

…私、いつ薄暗い部屋にいるって伝えたっけ…

祐樹

莉亜

へ、変だよねぇ?

祐樹

莉亜

…どうして?

莉亜

どうして助けてくれた祐樹くんが…?

祐樹

……

莉亜

なんか言ってよ!

祐樹

莉亜

ゆうき君がお父さん殺したの?!

莉亜

ねぇ!

莉亜

お母さんとお姉ちゃんは!?どうしたの!!

祐樹

莉亜

ゆうき君!ゆうき君!!

莉亜

ねぇ!!ねぇ!!ねぇ…

祐樹

祐樹

あーあ。バレちゃったかぁ

莉亜

!!

祐樹

気付かなきゃそのまま幸せでいれたのにねw

莉亜

ゆ、ゆうき君?

祐樹

かわいい僕のリア。

ぐっ

彼が私の首を強く締める。

莉亜

…っあ…ぐっ

祐樹

僕前から君の事大好きだったんだよ。

莉亜

……っ。あ

祐樹

だけど君はまったく僕の事なんか見ようとしない…

ぐぐっ

力が強くなる

莉亜

…っ…っ!!!

祐樹

君を手に入れるまで大変だったんだから…。

莉亜

っ。

莉亜

…………

祐樹

でもこれからはずっと一緒だね♡

彼は首から手を離し莉亜の身体をぎゅっと抱き締めた。

祐樹

僕のリア。僕の大切な彼女♡

-------------END-------------

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