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Square Emotion

第2話 - Square Emotion

2019年05月05日

#恋愛

#幼なじみ

#切ない?

#四角関係

雪白

依

七葉、おはようっ

七葉

2人とも、遅いよー💧

佳

ごめん💦

佳

依の鍵が見つからなくて…

依

ご、ごめんって💦

七葉

ｽﾞｷ）

七葉

鍵、見つかった？

依

うん!カバンの中に入ってた///

七葉

そっか、よかった!

佳

じゃあ、介利迎えに行くか

七葉

はーい

依

もう、居るかなー？

七葉

『私と依(より)、佳(けい)、介利(かいり)は幼なじみ。介利を除いて、私たちはマンションが一緒で、介利は、向かい側の道の少し離れたマンションに住んでいる。』

七葉

『佳は、一個上だけど、みんな、近くの同じ高校に通ってるから毎日、待ち合わせて登校している。』

依

あ、介利ー!

介利

お前ら、遅い。

佳

何大口叩いてんだよ。いつもは、介利がオレらのこと待たせるくせに…

七葉

ほら、3人とも!急がないと!依、日直でしょ

依

あ、そうだった!💦よし、学校まで競争だー!

佳

ちょ、フライングでしょ!(笑)

介利

めんど…

七葉

そんなこと言ってないで、ほら、介利行こ?

介利

…はいはい

ー学校ー

七葉

疲れたぁ…💧

介利

少ししか走ってねーじゃん。歳じゃね?

七葉

だったら、介利も歳だよ!💢

佳

二人とも、オレら先行ってるねー

七葉

あ…うん!💦

依

七葉、私の机にこれ置いといて💦

七葉

了解‼️

介利

…お前、まだ吹っ切れてないの?

七葉

ｽﾞｷ）…うーん、どうだろ。

七葉

恋愛感情はもうないと思うんだけど、未練っていうか後悔みたいなものがあるから、もやっとするのは確か。(苦笑）

介利

ふーん…大変だな

七葉

まー、しょうがないよね！二人、お似合いだもんっ

七葉

『そう、私は佳のことが好きだった。』

七葉

『私たち、四人は幼なじみ。でも、私は途中からの付き合いだった。』

七葉

『五歳のとき、私は今のマンションに引っ越してきた。
家のなかでは、荷物整理してたから、私はマンションのエントランスで絵本を読んでいた。』

ーーその時ーー

七葉

(まだ、おわらないのかな…タイクツだなあ)

依

…あっ

七葉

依

ねぇねぇ、708ごうしつにひっこしてきたコでしょ?わたし、より!

七葉

…うん。わたし、ななは

佳

おれは、けいだよ。なにしてるの?

七葉

おうちのなかは、おかたづけしてるからえほんよんでたの

介利

いまから、こうえんいくんだけど、いっしょにあそぶか?

依

いーね、いっしょにあそぼう!

七葉

い、いいのっ!？

佳

もちろん！いっしょにあそぼう?こいつ、かいりね。

七葉

より、けい、かいり!うんっ、あそぶ！

ー公園ー

依

何するー?

介利

おにごっこやろーぜ

依

えー、またぁ?かくれんぼしよーよ!

介利

おい、しん!なにやりたい?

七葉

わたし、しん?

介利

おうっ!"しんいり"の"しん"だ!

七葉

ﾊﾟｧｯ）わたし、だるまさんがころんだやりたいっ!

佳

じゃあ、きょうはだるまさんがころんだやろっか!

四人

おー！

ーー現在ーー

七葉

『それが出会いだった。それから、四人でいることに楽しい以外の感情を知らないまま成長していったはずだった。でも、いつしか佳の一個上の余裕のある優しさを』

七葉

『…好きになった。それが小6のとき。でも、告白なんてできないまま、年月が過ぎていった。そして、2カ月前。私たちの受験が終わって一息つこうとしてたとき。』

七葉

『依から、佳と付き合うことになったと連絡がきた。小さい頃からずっと好きで依から告白したらしい。』

七葉

『…私は、しばらく泣いた。その後、介利からメッセが来た。』

七葉

『お前、泣いてんなよ?と。介利にはバレていたらしい…。それを見て、私は何故かもう一度泣いてしまった。』

七葉

『次の日には、大好きな二人が付き合うことを心から祝福できるほどに、立ち直った。…はずだった』

七葉

(…なのに、ひきずってるのかなぁ。)

ーLHRー

先生

…ってことで、そのプリントの範囲見て、しっかり勉強しろよー。今日からテスト２週間前だからな。高校入って初めてのテスト、気合い入れてけー

ー放課後ー

七葉

依、帰ろー

依

ごめんっ、日誌が全然書き終わってなくて…💦佳も先生に
呼ばれてるみたいだから、それを待って帰るから、介利と先に帰っててー💦

七葉

うん、わかった！

七葉

(介利のクラス、もう終わってるかな…)

ー帰りー

介利

…それで、黙って食い下がってオレのところ来たんだ?

七葉

変な言い方しないでよ

介利

私も待ってるとか言えばよかったのに

七葉

何それ。私、ウザいやつじゃん。カレカノなのに、四人で帰りたいって言ってくれてるのに、こんな機会申し訳ないでしょ
それに、応援するって決めてんだからいーの!もう、好きじゃないし、私は前を見るの！

介利

その前見たところにオレがいるけど?

七葉

ﾄﾞｷ）は、はぁ…？何、意味の分からないこと言ってんの…💧

介利

ははっ。それよりさ、勉強教えてよ。テスト期間だし

七葉

ほとんど中学の範囲だから簡単じゃん

介利

進学校狙えたのに、偏差値8も落としてきたやつはいいよなー、余裕で。

七葉

みんなと同じ近いところがよかったの!でも、介利だって、そこまで悪くないじゃん

介利

この高校だと、ギリだっつーの。いいから、国古教えろ

七葉

佳に教えてもらえば?

介利

何のために二人で帰らせたんだよ。依だって、オレと同じくらいだから、佳に教えてもらうだろーよ

七葉

…っ

七葉

わかったよ…でも、頼み方があるでしょ!

介利

勉強教えてください、七葉さま。

七葉

はいはい…(棒読みなのがムカつくけど…)

ーENDー

今回は少し長かったかな?

でも、最後まで読んでくれていたら、嬉しいです!

次回からは、もう少し短くなると思うんだけど…

まぁ、今回は、1話スペシャルってことで☆

あと、謝罪です。

前作、「好き。それだけ。」の2話で次回作は番外編だと言ったのに、スクエモになってしまいました💦

ちょっと、色々、追い付いてなくてですね…💧

次回こそは、「好き。それだけ。」の番外編です!

そのあとに、スクエモの2話と続く予定です。

それでは、元気に…

バイバーイ‼️

Square Emotion

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