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メラはみんなみたいに心が強くない。

メラ

ほらぁ!

ミハサノ

ほっ、意外と強いねお嬢さん?

メラ

当然!

そのことはメラも十分に分かっていた。

それでもメラは───。

メラ

(性格は、変えない!)

メラ

(メラはミュールも大好きだし!)

メラ

(仲間は大事だから!!!)

誰よりも強く、絆に憧れていた。

 

…お兄ちゃん、なぁにこれ?

 

なにこれー!

ミハサノ

ん?

ミハサノ

ああ…これはツリーだよ、クリスマスツリー。

 

すごーい!おっきい!

 

つりー…

ミハサノ

綺麗だろう?

 

…きれい…うん、きれー……

 

きれい!きれい!

ミハサノ

良かった

ミハサノ・アルミーナ

3人兄弟の長男

何年か前に親を亡くしてから、その代わりに妹と弟の面倒を見ていた

持ち前の器用さやずる賢さを生かして商売をして、なんとか生き抜いて来た

彼の"商売"というものは、決して誇れたものではない

詐欺や殺人などの犯罪に携わったことも何度もあった

それでも兄弟を、生かしてきた

ミハサノ

(…例えば、そろそろお馬鹿さんなこのお嬢さんも)

ミハサノ

(俺との距離感を掴めてきただろう)

ミハサノ

(だが、しかし)

メラ

はあっ!!!

ミハサノ

(ここ!)

ミハサノはぐるんと体をのけぞらし、その勢いで足を振り上げる

ミハサノ

…守られる、側だろう……

ミハサノ

君はまだこんな戦場にいるべき歳じゃない!

ミハサノは、心を痛めながらもメラを蹴り上げた。

メラは力が抜け切ったようにガクンと座り込む

メラ

い…ったぁ…何すんのよ、乙女の顔に!

メラ

(っ…視界が…)

メラ

(さっきまでの動き方と違って…対策できてなかった分、直に食らった…っ)

ミハサノ

本当は、気が引けるんだけど

ミハサノ

こればっかりは仕方ないね…

ミハサノはそう言うと剣を手に取る

そして長く煌めくそれを構えて、メラを見つめる

メラ

…っわかん、な…っ

そしてミハサノは剣を振るった。

アイザック

きみたちさー、俺と2対1でそれって…恥ずかしくないの?

ハカマ

全然やな!笑

ヤナギ

こっちは勝ちたいわけじゃねえしな〜、ただ上のやつらを満足させりゃーいい

ハカマ

そーそ。つか俺本来シャーウよりテヘルのが好きやし。

ヤナギ

あ、それかかわいい女の子でも連れて来てくれよ、俺たちの応援してくれる系!

ハカマ

それで言うたらあの赤い女、割とよーないか?きれいめやん

ヤナギ

いやいや、あっちのオレンジの子の方がかわいー感じじゃん?

アイザック

ほんとお前ら…

ハカマ

あ、お前はどっち派?

ハカマ

俺は綺麗派やし断然赤派やな!

ヤナギ

女の子だぜ?可愛い系一択

アイザック

興味ない。

ハカマ

はー、変なもんもおるんやな!

ヤナギ

まーあれじゃん、コイツにはテヘルいるし笑

アイザック

ハカマ

あー!なんかお前らってそういう関係?笑

ハカマ

まーちょっと度ぉ超えてる感じはするわなぁ!笑

アイザック

……はあ…………

アイザック

…あのさぁ…………

ハカマ

おぉ!怒ったか?

アイザック

仮にもお前らテヘルの友達なんじゃないの?

アイザック

そういうふうに茶化されんの、一番嫌いなんだけど。

ヤナギ

待て待てこれ思ってるよりガチなやつ?

ハカマ

お前らマジでそういう…

アイザック

───だから

アイザック

お前ら程度が勝手に決めんなっつってんだよ

アイザック

俺とテヘルのカンケイは、んなバカが簡単に量っていいもんじゃねーよ

ヤナギ

フーン…大変ね

ハカマ

おいボケ、アンサーや

ハカマ

俺らは確かにテヘルの友達や。けどテヘルとお前の関係はアホくさいとおもてる、辟易やわ

ハカマ

そういうイレ込みすぎとる関係はな…どうせデバフにしかならんねん

ハカマ

はよ自立すればええのにっていつもテヘルにも思っとったわ

アイザック

もういい、言っとけ。分からせてやるから

ハカマ

ほーん…そうか

ハカマ

じゃ…ゴシュジンサマのためにどんだけ頑張れるか、やってみ♪

その瞬間2人は同時に、サイドから飛びついてくる

アイザックが避けると、ヤナギがすいっとついてくる

アイザック

ヤナギ

なぁー…じゃあさっそくデバフな

ヤナギ

お前のゴシュジンサマ…いつの間に消えたんだ?

アイザック

っは…!?

アイザックは咄嗟に振り返る

そこにテヘルはいない

アイザック

なっ…お前ら!

ハカマ

ほんまにアホやな、俺らちゃうわ。今一緒おったやん

ハカマ

そういうところ…!お前ら、2人で仲良し〜ってしてるから脳みそ止まっとんねん!

ガン、と頭を突かれて思わずアイザックの体幹がブレる

アイザック

くっ…

アイザック

ッチ…クソ!

アイザックは短剣を放り、ハカマと距離を取る

ハカマ

ほれ、早よ来てみぃ

ヤナギ

鬼さんこちら♪

アイザック

潰す…!

アイザック

(コイツら早く片付けて…テヘルを探さなきゃ。)

銃口の先のエンディング

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コメント

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メラさんは誰よりも仲間を大切に想っているからこそ、ミュールさんを助けるために戦う……きっと、アメリアさんと出会ったことでメラさんは"仲間"という存在を大切にする気持ちが強くなったのかな、って思った💭 なるほど、ミハサノくんは3人兄弟の長男……そしてメラさんを弟たちと重ねてしまったのかな……?だから「守られる側」って言ったのかな…… アイザックくんとテヘルくんは傍から見れば良き相棒。

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