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メイカ
はぁぁ…
メイカ
どうしてこんなめに に に…
メイカ
流行ってたなぁ
メイカ
もう朝になっちゃうのかぁ
メイカ
私の人生終わりかぁ(諦め)
敵
あと2時間…もうちょっと…がんばろぉ…
メイカ
(殴りてぇ)
メイカ
(私を食おうとするやつ全員殴りてぇ…!!)
─2時間後─ メイカは色んなところを拘束されて動けなくなっている…
メイカ
ううぅゥゥ…
ソミウ｢処刑台にいる敵は1人…殴れば行けるかなぁ｣
ソミウ｢上はいつでも大丈夫っぽい｣
ソミウ｢そういえば…｣
回想─
｢そういえば…侵入者が出てきた時、どう行った対処をすれば良いんだ？｣
｢一酸化炭素でも放出しておけ…人間にとっては毒だからな｣
ソミウ｢警戒はしておこう…｣
ソミウ｢確か…開始はあの刀を振り下ろした瞬間…だよね｣
敵
ふっ
敵
捌いてやろう！(構え)
メイカ
(あーあ…ルエレにまでは行けなかったかぁ…)
メイカ
ｽｩｩｩ…
メイカ
( ◜ᴗ◝)
敵
(なんだこいつ…死ぬ直前にニヤニヤしやがって…)
メイカ
私は逃げるよ！！
敵
いや、逃げれるわけが…
メイカ
えい
メイカは普通に拘束を解いた…
敵
何故だ！？
メイカ
そこの女の子が脆くしてくれたんだよ？
ソミウ
初めまして〜、
敵
誰だお前！？
ソミウ
あぁ…こっちじゃわかんないか
ソミウ
ﾝ゛ｯ､、、
声を低くして言った…
ソミウ
俺の事忘れちまったのかぁお前らぁ…？
敵
お前…やっぱ敵だったんじゃねえか！
ソミウ
警戒心がゆるすぎるてめぇが悪いんだよばーか
ソミウ
私のダチには、傷1つ付けさせなければ指1本触れさせねぇかんな！！
メイカ
ダチ…(惚)
ソミウ
(何に顔赤くしてんだメイカ…？)
ソミウ
まぁいいや、先に出てて〜
ソミウ
こっから先少しあれだからさ
敵
おい！逃げんな！
敵
お前…よくもやってくれたよな…
ソミウ
えー、そうかなぁ…
ソミウ
(そんな変わらねぇ癖に…)
ソミウ
なぁ…てめぇはよ
ソミウ
この光景に見覚え、あるよな？
ソミウは適当に敵の襟を掴んで、頭を蹴り落とした…
敵
何故お前が知っている…！
敵
あの記者は何も知らないって言ってたはず…
ソミウ
何言ってんだよ…
ソミウ
そいつは深堀しなかっただけだろ…
ソミウ
私は全部知ってんだよ…
上から片栗粉が降ってきた…
ソミウ
…
ソミウ
最後に一発だけ殴らせろ
ソミウ
あんたが死ぬ前に、少しでも…
ソミウ
いや、お前が聞いてもいいことは無い…
ソミウ
てめぇのことは殴り損ねたけど…
ソミウ
死んでくれるならそれでいい…
敵
…
敵
(あの時の…子供か…？)
あの場所を爆破して、数時間が経った…
ユミリ
にしても、ベリルさんってばずる賢い考えしてんね〜
ベリル
そうかしら？
ベリル
元々メイカに片栗粉を持ってきたのだってソミウよ、
ベリル
とりあえず爆破の準備しといてくれ〜みたいな行動起こしてって…
リーズ
…その人が居なければ、吾の計画も失敗に終わって居たであろう…
リーズ
（ベリル…ソミウの姉ちゃんってさ…）
ベリル
（何よ、アタシのことは呼び捨てして来るくせに、アタシの妹のソミウには姉ちゃん呼びしちゃって…）
ベリル
（アタシ、20代後半なのに…）
リーズ
（じゃあば…なんでもない）
リーズ
（とりあえず…）
リーズ
（なんでソミウの姉御はこんな場所に来たんだ？）
リーズ
（別に呼んでなかっただろ…）
ベリル
（なんかメイカ達は勘違いしてるけど…）
ベリル
（｢嘘は真実｣とか、｢誰が来ると思う？｣って会話はやってみたくてやっただけなのよ…。）
ベリル
（全部偶然よ。）
ベリル
（アタシは、死んで欲しい奴が死んだからもう悔いは残ってないわよ）
リーズ
（…何かあったのか？）
ベリル
こんなとこじゃ、アタシ達にとっての｢幸｣なんて夢の中の目標よ
ベリル
ここには｢幸｣じゃなくて、｢酷｣しかないわよ
ベリル
あんただってそうだったじゃない
リーズ
た、確かに…吾の経験したあの事で｢残酷｣だなんて言えるなら…そう言いたいが…
リーズ
お前ほどではあるまい
ベリル
どんな悲劇でも演じ切るブラエさえ、
ベリル
｢ルエレ｣に関する悲劇は演じきれないわね
リーズ
正直、何を言ってるかわからんが…
ベリル
(…ソミウに一声…かけた方がいいかしら)
ベリル
(木の後ろで、泣いてるわ、、、)
ベリル
(でも…そっとしといた方がいいのかしら…)
ベリル
(こういうのには、やっぱり慣れないわね…)
ベリル
(あの時…アタシたちだけで行ってれば)
ベリル
(母さんや父さん達を見殺しには…)
ベリル
…
第四幕─Ⅲ｢恨｣
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