青柳 立志
神田 千才
神田 千才
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
数週間後、2人で旅行に出かけた
神田 千才
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
青柳 立志
ご飯の後少し街中を歩くことにした
普段東京に篭ってる私にとって大阪の街並みは新鮮だった
さっきお店で青柳君にインタビューする話をした
今回青柳君が旅行を提案してくれたおかげで私はすごく初歩的なことに気づくことができた
基本今までの小説は自分の体験や経験を元にしているものが多かったから、
誰かに聞いて書くことはしていなかった
けど他の売れっ子がしていて私がしていないこと、
しかもすごく単純、
新しいジャンル?売れててハードルが高い?
関係ない、
自分のことを書かない小説なのならば聞けば良い
全国どこでも飛び回って実際に取材すればいいんだ
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
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神田 千才
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
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青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
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神田 千才
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
青柳 立志
神田 千才
神田 千才
あれから私は青柳千才になった
けど小説家としてはネームが売れてることもあって神田千才のまま
あの後結婚式もしてちゃんと夫婦になった
同棲は前の作品、千才の話を出版してからだから数ヶ月だけど全然心配はない
そんな幸せの中各地に出向いて書き上げた渾身の一冊は青春恋愛モノ
捉え方によっては人間ドラマだけど今作は学生をターゲットにしたからセーフセーフ
今度発売されると連絡が来たからとても楽しみで仕方ない
売れるかはわからない
ファンが増えるかもしれないし減るかもしれない
悩んでいいし遠回りしてもいい
楽しんでもらえるような物語は書けた
それに私は成長できてる
悩んでいいし遠回りしてもいい
少しでも進んでいるから
辛いこともあった
けどもう私は大丈夫
苦難の乗り越え方がわかったから
生涯支えてくれる人ができたから
小説家、神田千才だから。
千才の話 2 -完-
コメント
2件
千才の話2、読んでくださりありがとうございます。 今作は千才の話を出版したの後の時間軸の物語ですね。色々変化が見られたと思いますが、作者としてやはり特筆したいのは千才の精神力です。 前作では路頭に迷ってしまった際や悩んで悩んで気を病んでしまった時、モノに当たったり取り乱したり…人間味があると言えばプラスですが多少未熟でした。ただ今作の千才はどんな時でも冷静に頭を回していたのではと思いますね。