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イギリスがいなくなってから2日後、失踪した情報は瞬く間に広まり、彼が聖職者として働いていた教会でもその情報が入ってきた
聖職者がイギリスの行方を探ったり、近くに住んでいる住民達への事情聴取をしている間、牧師は不安で教会の上にある聖母マリア像の下でウロウロと往復しながら不安を誤魔化そうとした
探索から数時間後、出入口の大扉をゆっくり開ける音が響き渡り、振り返って聖職者の方を見たが……首を振るだけだった
聖職者
聖職者
牧師
牧師
牧師
聖職者
牧師
牧師
牧師
聖職者
聖職者
牧師
牧師
聖職者
聖職者
牧師
聖職者
聖職者
聖職者
牧師
牧師
牧師
普段の牧師は……こんなに恐ろしく物静かなな声で「祓う」という言葉は口にしないほど、温厚で住民からは親しまれていた。だが……悪魔の存在があるが為に人が変わったようになってしまった。
聖職者
聖職者
牧師
「大丈夫ですか?」と心配な言葉をかけようとしたが、牧師は何かを察したように言う前に止め、この後来る人達の為の準備という名の『抑制』つまり、「これ以上の言及はするな」というもので、口を手で塞がれたような感覚を感じた
聖職者
一方その頃のイギリスは、寝落ちしてから数時間後、窓から入ってくる朝日の光が目に向かって光を照らして、夢の中にいる彼を光が起こした
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静寂に包まれていた部屋の辺りを見回すと、横で座っていた悪魔がいなくなり、ただただ森の中から聞こえてくる獣の鳴き声、鳥の会話、葉が揺れ動く音だけが入ってくるばかりだけだった
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森の声と部屋の静寂さ、何処か寂しさを感じたイギリスは、悪魔を探しに起きたばかりの体を持ち上げ、部屋に出て探索しに行った
部屋に出て、1階へ降りるとまるでその廊下だけ別の世界にあるような雰囲気となっていた。よく見ると、全ての窓にカーテンがかかっていて、まるで外からの光を一切入れることを許さないようなものを感じた
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手に力を込めて、そこから球体型を作るような手振りをし、自身にある特殊能力を使って「光る球体」を作り上げた。
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そこから、光る球体を浮かばせながら1階を巡回したが、全く見当たらずそこから迷宮的な1階の廊下をさまよってしまった。
そんな中、歩いているうちに足が痛くなり、疲れで石で積まれてできた壁に身体を傾けると、すっ……と肩があった部分が動いて、そこから地下へ繋がる階段が出てきた
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階段に沿って降りて行くと、一方通行の廊下があった。そこは両壁に、小さな灯火を持つ松明がかかっていたが、それだけでも足りないぐらい暗かった。
その長い長い廊下を歩きながら見ると、気づけば壁だった所には牢屋のようなものが現れ、その中には人間らしき白骨死体もあった。そして、長い長い廊下の先には、古びた大扉があり、ゆっくり押した
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そこには、今まで見てきた牢屋のような……牧師から見せられた地下牢のような部屋となっていて、あちらこちらには逆向きとなった十字架や血で塗られた魔法陣があった
そして真ん中には、古びた棺桶らしきものがあって、その重い蓋をゆっくりずらして見れば……美しい寝顔を浮かべながら眠っている悪魔がいた
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身体が少しずつ、暖かくなる感覚を感じたかと思えば、その原因は悪魔がゆっくり優しくイギリスの身体を抱き締めていたからだった。
人からももちろん、悪魔から抱き締められるのは初めてだった故に、最初は擽ったさもあって離れたかったが、抱き締められる力が強すぎた為、抵抗出来なかった。
その抵抗意志が、次第に消え気づけば悪魔に身体を任せてしまい、こちらも離れたくないという変な感覚に陥った
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悪魔の食事は、約数十分にも渡って続けられ、終えた時にはイギリスは貧血により気絶してしまったらしい……