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(あぁ…なんか緊張する、久しぶりに緊張してる)

(でも、楽しまないと!あとネガティブは捨てる!前向き前向き!!っよし!!)

♪〜ガチャッ(ドアを開く音)

店主【和さん】

…本当に平気かい?

恵実

大丈夫ですよ、あれから私、だいぶ耐性ついたんで

??

(なんか…話してる?)

恵実の横顔が見えた 少し困った様なその顔に、渉は足が動かなくなってしまった。

店主【和さん】

恵実ちゃん…

恵実

和さん、私とっても感謝してます。
もし和さんが居なかったら私、どうなってたか…

恵実

きっと…きっと、どうにかなっちゃってましたよ!
あの人ヤバいよねって、誰からも相手にしてもらえなくなってました、ホントに!笑

店主【和さん】

…そうか
でも無理だけはしないで欲しいんだ、渉くんの為にもね

(え?俺の話?!)

店主【和さん】

ボクは…

(待ってやだどうしよう!ちょっ、もうちょい!声聞こえな、うわっ)

♪〜バタッ!!

恵実

あっ!いた、っと!

恵実

おっ、渉くん

店主【和さん】

いらっしゃい

おっ…またせ!

恵実

全然全然!私もついさっき着いたとこだったし

渉に気付いたふたりはいつも通り 恵実の笑顔もいつも通り 和さんもいつも通り優しく微笑んでいる

恵実

ほら!こっちこっち!!

あ!うん!

恵実

見てほら!ランチメニュー!

おぉ〜、どれも美味しそー!

店主【和さん】

先にドリンク出そうか?

恵実

私アイスティーで!

あっ、じゃあ俺は…

…え?

恵実

渉はその戸惑いを隠せずにいる

待って…え、え?

めっちゃ美味しいんだけど!!

恵実

でしょー!!

え、すごい!びっくりした、えーマジかなんで?和さん…!

店主【和さん】

ふふ、美味しいでしょう

恵実

和さん、元々シェフだったんだよ?
ジェネアスの料理長

ジェネアスって…

ジェーネスアルディア??

あの?ホテルの?!

恵実

うん(笑)

そうなの!え!すごい何で!?

恵実

何でってなによ(笑)

恵実

渉くんはさぁーーーー

はい!もうよく分かんない! 分かんないよー! 美味しいよ? 和さんのお料理はすっごい美味しい!

恵実

ーーね?

へっ?

恵実

ちょとー、ちゃんと聞いてたー?笑

え、あっ

聞こえないよ、聞こえやしないよ! いや聞こえてるけどさ! 頭の中ー!!さっきの話なに? 気になるんだけど! 何事もなかった感じなの?

恵実

だねって

店主【和さん】

そうだね(笑)

ん?え?

恵実

だーかーら!
渉くんはいつも良いリアクションしてくれるねって話!
ホントに聞いてた??笑

あぁ、あ!リアクションね!
うん!でもほら!素直な気持ちがなんか、どーんっ!てね!

恵実

どーんっ!てなにさー笑

もう…聞けない なんか雰囲気的にもう聞けない! タイミング逃したぁ、あぁダメだ、 初っ端からもうダメだぁ

あはっ、ははは

恵実

ねぇ、食べたらどこ行きたい?

ふぇ?

恵実

もうなにどうしたの今日!笑

いや、いやいや別に!ね!笑

渉はランチを食べ終わるまでに ドリンクを5回おかわりした

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