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いじめ禁止法

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いじめ禁止法

5 - いじめ禁止法5〜恐怖の扉〜

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2020年03月10日

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俺は今、護送車の中にいる。

小屋に来た時と同じ車種だ。

あの時と違うのは、俺の他に3人の受刑者と複数の刑務官が乗っている事。

浩二

おいA。俺らは今から何処へ行くんだ

朝食を済ました後、ボスから護送車に乗るように指示があった。

A

昨日、話しただろ?

浩二

まさか?

A

死刑囚がいる、刑務所だ

心臓の鼓動の音をうるさい程感じる

浩二

いやだ。死刑囚の性処理なんてごめんだ

刑務官

そこ静かにしろ。私語は慎め

俺の想いとは裏腹に護送車はどんどん刑務所に近づく。このままこの護送車が事故にあって、逃げ出せればいいのにと思う程、気が重かった。

相変わらずカーテンに遮られて外の景色は見えない

刑務官

目的地確認

護送車が停車した

A

着いたようだぞ

浩二

いきなりだな

護送車は刑務所の前で停車した

刑務官

ここからは、我々刑務官の指示に従ってもらう

刑務官の指示に従い、俺達は刑務所の中に入った。

果てしなく続く薄暗い廊下

浩二

へえ、刑務所の中ってこうなってるんだ

刑務官

私語を慎め。D

俺のお腹についている紐を引っ張りながら刑務官は呟いた

同じ様に刑務官に連れられ、俺の前を歩くA。

BやCは俺の後ろを歩く。

刑務官

止まれ

刑務官の指示で止まる

刑務官

D、左を向け

言われた通りに左を向くと鉄格子付きのドアが目に入った

刑務官

D、今からこの部屋にいる死刑囚の性処理をしてもらう。

刑務官

まず、これを持て

風呂場でよく見かける桶の様な物を渡された

桶の中にはゴム手袋とローションそれにポケットティッシュが入っている。

刑務官

それを使って性処理を行え

刑務官

性処理と言っても、あくまで触れていいのは女性器のみ

刑務官

他の部分には触れてはいけない。死刑囚が暴れたり、危険だと感じたら大声をだせ

刑務官

すぐに駆けつける

浩二

ちょっと待て、俺は死刑囚と二人きりになるのか?

刑務官

心配はいらない。部屋の中に女性の刑務官が2人付いている

浩二

女性刑務官に見られながらやるのか

浩二

気まずいな

刑務官

鍵を開けるぞ

刑務官が慎重に独居房の扉に鍵を押し込んだ。そして、俺の手からは手錠が外された。

刑務官

行ってこい

遂に独居房の扉が開かれた。

一体どんな死刑囚が待ち受けているのか?

続く

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