コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ぷりっつ
やっぱりか
この街どころじゃ無い
ここ一帯の国が腐ってやがる
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
そう言うと街の人達は安心した様な顔をする
生きている人間の様な顔をする
何故かわからないがその笑顔を見ると胸がポッとなった
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
街の人達に別れの挨拶をして街の中心部に向かう
真ん中に立っているデカい塔…きっとあれが街の本部
ぷりっつ
そんな事を思うと地面を蹴る足の力が強くなっていた
ぷりっつ
ぷりっつ
まだ距離はあるが都内に入ったのだろう
さっきの街よりマシだ
ぷりっつ
すると石の鋭角からシュウシュウと黒い煙が立つ
ルルハリル
ぷりっつ
ルルハリル
ぷりっつ
ぷりっつ
彼の瞳を見つめながら言う
ルルハリル
ぷりっつ
最初にも説明したはず
街を救うためだろう?
ルルハリル
ぷりっつ
確かにそれは直接的には言われてなかったな
だけど
ぷりっつ
ルルハリル
ぷりっつ
そう言っても彼はよく分からない顔をしている
まぁ…不器用な彼なら妥当の表情だろうが
ぷりっつ
そう言うと彼は首を傾けながら
ルルハリル
と呑気な声で返事をする
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ルルハリル
彼はこの言葉の意味に気づけただろうか
そんな表情でこちらを見つめてくる
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ルルハリル
ルルハリル
地面を見つめながら彼は言う
ぷりっつ
ぷりっつ
ルルハリル
ルルハリル
わかりやすい奴だなホント
ぷりっつ
ルルハリル
ぷりっつ
物の影から正面入り口の様子を伺う
見張りの人間が2人
ぷりっつ
そう小声で呟くと物の角から「なんだ?」と声がする
ぷりっつ
そう言って間も無く見張りの裏の鋭角から姿を表す
見張りの奴等は慌てる暇も無く気力がなくなったかの様に崩れ落ちる
ぷりっつ
ぷりっつ
ルルハリル
ぷりっつ
ぷりっつ
ルルハリル
ぷりっつ
ルルハリル
彼と俺の手には赤黒い液体がついたまま
後ろから匂ってくる鉄の匂いもまだ慣れない
ぷりっつ
微かに聞こえて来る人間の声
彼もそれに気付いたのかコチラを見てくる
気付かれない様に静かに一歩一歩近付いていく
ぷりっつ