真
ぬわぁっ!?
何かとぶつかり真はその場に倒れた
真
っ…てて、なんだ?
真
って…
そこに居たのは…
真
ゆうや!
ゆうや
っ…真?
真
無事だったか、よかった!!
真が安心したように言うと
ゆうや
安心してる場合じゃないよ
真
なんでだ?
ゆうや
ゾンビみたいなのが僕を追ってこっちに来る…
真
それって…
真
あいつか?
廊下の奥から走ってくる白い肌の何かを指さした
ゆうや
あいつだ!
ゆうや
逃げるよ!!
真
ちょっ…!
すぐに体勢を治し走った
???
アアァァァァ!!
真
なんだあれ!!
ゆうや
わからない、多分俗に言うゾンビとかだと思う
全力で走るが距離が詰められてくる
ゆうや
このままじゃまずいかも…
真
絶対だめだろ!
???
マテェ!!
真は走り何かを考えつく
真
なぁ、ここの床材って木だよな?
ゆうや
そうだと思うよ
屋敷だからなのか絨毯が敷いてあって分かりにくいけど
屋敷だからなのか絨毯が敷いてあって分かりにくいけど
真
ゆうや、先行っててくれ!
そう言い、真はゆうやの背中を押した
ゆうや
真!?
ゆうや
何する気!?
真
いいから行け!
真
そのまま進めば慎也達に会える!
ゆうや
わかった…
真を信じてゆうやはそのまま走った
???
アァ!
真
さぁ…来い!
真
ほら、こいよじじい!
???
アァ!
廃墟をスイスイとパルクールしながら進み距離を取る真
運動神経が良くパルクールをしていた真にとって廃墟は逃げるなら最高な場所だった
???
アァァ!
真
よし、この辺で…
部屋を介して丁度1週し、ゆうやと先程まで走っていた廊下
真
こんだけ距離があれば行ける…
床とほぼ同じ幅で逃げている途中見つけた灯油を撒いた
真
後はこいつで…
真
借りるぞ、慎也
そう言い慎也から受け取ったライターで床に火をつけた
真
あっつ!
真
よし…
一瞬で着き大きく燃え上がる炎に驚きその場を後にした
第13話へ続く (お読みいただきありがとうございました)